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この日限り、伝統芸能が集結!『楽市楽座~語・唄・舞~』11月1日(土)に宝生能楽堂にて開催決定!本日8月9日(土)より、各プレイガイドにてチケット発売開始

伝統芸能の魅力を発信するプロジェクト第五弾 義太夫、浪曲、琵琶による「語」と、琉楽、琉球舞踊、詩吟、音曲、津軽三味線による「唄・舞」のレアな共演が実現

特定非営利活動法人 ACT.JT(本社:東京都豊島区、理事長:野村萬、以下「ACT.JT」)は、伝統芸能の魅力を発信するプロジェクトの第五弾として、2025年11月1日(土)に、宝生能楽堂にて『楽市楽座~語・唄・舞~』を開催します。チケットは、本日8月9日(土)より、各プレイガイドにて発売を開始します。



■開催背景

『楽市楽座(がくいちがくざ)』は、日本の文化芸能の多様性、豊かさ、懐の深さを伝えることを目的として、ACT.JTが2021年より開催しているイベントです。
伎楽、雅楽、散楽、田楽、申楽など大陸から渡来して日本で独自に発展した芸能は「〇〇楽」と呼ばれました。こうした日本の芸能と、中国、韓国、インド、インドネシア、タイなどシルクロードを通ってわたってきたふるさとの音楽や舞踊が一つの場に集い、市場のように楽しく展開することを目指し、織田信長が行った商業改革「楽市楽座(らくいちらくざ)」になぞらえて名づけられました。

■開催概要

映画などの影響で、日本の伝統芸能に改めて注目が集まる昨今。第五回となる今回は、心に響く臨場感を広げる「語」、心を揺さぶる「唄」、心を解き放つ「舞」と、日本の芸能を三つの形に大別して魅力を伝えます。
第一部「語~忠臣蔵編~」では、太夫(語り手)と三味線方(演奏者)による語り物音楽「義太夫」、三味線を伴奏に独特の節回しで物語を語る話芸「浪曲」、琵琶を伴奏に剛健な歌を唄う「薩摩琵琶」のプロフェッショナルが各々の形で忠臣蔵の一節を演じます。
第二部「唄・舞」では、唄三線と琉球笛で奏でる琉球古典音楽「琉楽」、沖縄の伝統的な舞踊である「琉球舞踊」から古典舞踊と雑踊り(ぞうおどり)、漢詩や和歌に詩をつけて唄う「詩吟」、剣舞に能の仕舞を加味し、詩の内容を踊りで表現する「吟舞」、刀剣を手に、吟詠に合わせて舞う「剣舞」、三味線に合わせて唄い踊る大衆演芸「音曲」、津軽地方のパワフルな三味線音楽の独奏「津軽三味線」のエキスパートの粋が一堂に会します。

■イベント詳細

・題名:『楽市楽座~語・唄・舞~』
・日時:2025年11月1日(土)開場13:30 開演14:00
・会場:宝生能楽堂(東京都文京区本郷11-5-9)
・趣旨:伝統芸能の魅力を発信するプロジェクト 第五弾
    日本の芸能の三つの形 語 唄 舞
    「語」は心に臨場感を呼び起こし 「唄」は心を揺さぶり 「舞」は心を解き放つ
    芸能の力は今も未来も息づく!
・内容
●第一部 語~忠臣蔵編
義太夫   太夫:竹本越孝 三味線:鶴澤三寿々  「仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段」
浪曲    国本はる乃 曲師:玉川鈴       「南部坂雪の別れ」
琵琶    友吉鶴心               「雪晴れ」

太夫 竹本越孝

三味線 鶴澤三寿々


浪曲 国本はる乃

曲師 玉川鈴

琵琶 友吉鶴心

●第二部 唄・舞
琉楽    唄三線:喜納吏一 笛:平良大     琉球古典曲 「御縁節(ぐいんぶし)」
琉球舞踊  仲嶺夕理彩              「古典女踊り かせかけ」
      仲間若菜               「雑踊り 鳩間節(ぞうおどり はとまぶし)」
詩吟    吟詠:吉永龍奏 鎌田薫水
吟舞    橘 雨香                「秋の調べ」
剣舞    樋口雨颯               「白虎隊」
音曲    桂小すみ               寄席の音曲と踊り
      古田尚美社中             お囃子
津軽三味線 二代目 高橋竹山            「三味線よされ」「津軽山唄」「津軽じょんから節」「即興曲」
カーテンコール 全員 「カチャーシー」

歌三線 喜納吏一

笛 平良大

琉球舞踊 仲間若菜

琉球舞踊 仲嶺夕理彩


吟詠 吉永龍奏

吟詠 鎌田薫水

吟舞 橘雨香

剣舞 樋口雨颯


音曲 桂小すみ

二代目 高橋竹山

・スタッフ:監修 :友吉鶴心
      題字 :佐藤修悦(ガムテープ文字の達人)
      切り絵 :高見 綾(ayasui)
・入場料:正面席 /一般5,500円 
     中・脇正面席/一般4,500円、60歳以下4,000円、22歳以下2,500円
・発売日:2025年8月9日(土)
・チケット取り扱い:ぴあ(https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2525575&rlsCd=001
          イープラス(https://eplus.jp/gakuichigakuza/
          カンフェティ(https://www.confetti-web.com/@/gakuichigakuza
・公式HP:https://www.gakuichigakuza.com/ 
・協力:一般社団法人義太夫協会
    公益社団法人落語芸術協会 
・助成:芸術文化振興基金
・主催:特定非営利活動法人 ACT.JT

■ACT.JT コメント

毎年、異なるジャンルのコラボによる公演を実施してきた「楽市楽座」シリーズ。今回は第一部で語り、第二部では唄と舞をご覧いただきます。


語りのテーマは共通の「忠臣蔵」。事の起こりの殿中松の廊下を義太夫で語り、討ち入り直前に大石内蔵助が浅野内匠頭夫人に別れを告げる有名な場面を浪曲で語ります。そして、大願成就の雪の朝を琵琶が語ります。


第二部は琉球舞踊、詩吟吟舞剣舞、寄席の音曲に続き、最後の演目は「魂を揺さぶる三味線」と評され、コンサートは常に完売となる津軽三味線二代目高橋竹山の登場です。フィナーレでは、恒例のカチャーシーで出演者全員と客席の皆様とご一緒に踊りましょう!


映画などの影響で、伝統芸能の世界に注目が集まっています。今公演の出演者も皆、若い頃からひたすら技芸を磨き、人間を磨き、人生の多くの選択肢からこの道を選んで邁進してきた方々です。
静かに、凛と、揺るぎなく──舞台に立つ実演家の姿は、まるで水面を滑る水鳥のようですが、見えない水面下で激しく足を動かし続け、惜しみない努力を重ねています。優雅で洗練された表現の背後にあるのは、燃え立つような情熱と、折れない強さ。伝統とは、静けさの中に宿る激しさでもあるのです。
この秋、あなたもその目撃者になってください。

■特定非営利活動法人 ACT.JTとは
本法人は、不特定多数の市民に対して、日本の伝統芸能の交流・教育・情報提供等を行い、文化芸術の活性化と振興を図るとともに、まちづくりの推進や経済の活性化に寄与することを目的とします。

【組織概要】
名称:特定非営利活動法人 ACT.JT(アクトジェイティ)
設立年月日:2001年4月(法人認可は2003年12月12日)
監督官庁:東京都
所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋5-7-4 マーブル東池袋7F
代表者:理事長 野村萬
事業:本法人は、特定非営利活動に係わる次の事業を行います。
   (1)古典芸能を通じた文化・芸術の活性化事業
   (2)文化出版物発行による情報発信事業
   (3)古典芸能普及教育事業
   (4)文化芸術による国際交流事業
公式サイト: https://act-jt.jp/
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