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ここまで進化したドアストッパーの最新トレンド

~設計の自由度と意匠性を両立した新発想の「ボトムストッパー」を発売~




室内ドア「フルハイトドア(R)」を製造・販売する神谷コーポレーション湘南株式会社 (神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:神谷忠重)は、ドアの意匠性を損なうことなく設置できるドアストッパーの発売を、2025年5月より開始いたしました。

室内ドアの開き過ぎやハンドルと壁との衝突を防ぐために使用する「ドアストッパー(戸当たり)」。その形や構造は長年にわたって少しずつ進化してきましたが、この金物独特の目立つ形状や取付位置の難しさといった課題は残っています。この度当社では、こうした課題を解決する新型の「ボトムストッパー」を発売いたしました。

■ドアストッパーの変遷
第一期(1950年頃~):「兼用戸当たり」
先端のゴムでドアが当たったときの衝撃を吸収。ドアを開けたまま固定する場合、ドア側に付いた金属フックに戸当たり側の輪を引っかける。それまでの日本では引き戸が主流だったため存在していなかったが、洋室建具が採用されるようになって誕生し、当時ほとんどの住宅で使われていた。




第二期(2000年頃~):「キノコ型床付けタイプ」
床に取り付けるタイプで、先端が丸くキノコのような形状をしているのが特徴。ゴムや樹脂のクッションで開扉時の衝撃や音を緩和。それまでの兼用戸当たりに比べておしゃれでシンプルなデザインが人気だったが、価格が倍以上するため、主流にはならなかった。




第三期(2007年頃~):「マグネットストッパー」
ドアに取り付けたマグネット金物により、ドアが近づくと磁力で床側のフラップが持ち上がってドアを止める構造。かがんでフックをかける動作をしなくても開いた状態でドアを固定できる。床側の部品は従来品と比べて突起物が完全になくなり見た目もすっきりしたが、逆にドア表面の金物がやや目立つ。




第四期(2016年頃~):「小口埋め込みタイプ」
ドアに取り付けるマグネット金物を戸先のコーナー部に埋め込む構造となり、表面の金物の出っ張りはなくなった。難点は取り付け位置が戸先部限定となるため、現場の状況に応じた変更ができないこと。ドアを開けた際に金物の機構が露出するものの、従来品と比べて意匠性は上がった。




■2025年誕生の最新型ドアストッパー
当社はこの度、従来の課題を解決する新発想の「ボトムストッパー」を発売しました。1つ目の課題であった金物の露出については、マグネット金物を8mmまで薄くしてドアの底面に取り付ける構造により、全く見えなくなりました。また、2つ目の課題である取付位置の固定については、コーナー部に限定せず底面のどこにでも取付可能になったことで、現場の状況に合わせたフレキシブルな使い方を実現。本製品は発売以降、デザイン性や機能性の観点からお客様に高く評価されています。



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