NYを拠点に国際的な活躍をみせる現代アーティスト、ホセ・パルラ がKOTARO NUKAGA(六本木)とポーラ ミュージアム アネックスで個展「Home Away from Home」を同時開催

「Home Away From Home」メインビジュアル|Jose Parla《Morning Blossoms Over Tokyo(Multiversal)》2025
2025年6月20日(金)から都内2会場で同時開催する本展では「日本」を共通のテーマに展示。ポーラ ミュージアム アネックスではこれまでの重要作品を中心に、パルラの芸術実践やクリエイターたちとの交流の軌跡を辿り、KOTARO NUKAGAではパルラが「友人たちへのオマージュであり、芸術の旅を豊かにしてくれた瞬間」と語る待望の新作を発表する。
1973年、マイアミ生まれのパルラは、アメリカ、プエルトリコ、キューバといった多様な移民文化に囲まれて育ちました。そうした環境は、都市生活や芸術に対する理解に深く影響を与え、彼の作品に大きなインスピレーションをもたらしてきました。独特のカリグラフィーと、幾層にも塗り重ねられた絵肌に特徴付けられるパルラの作品は、都市の壁に残された記憶や痕跡を想起させると同時に、自身の経験が色濃く重ね合わせられています。とくに世界中を移動するなかで出会った都市や多様な表現との対話は、異なる抽象表現を交差させたパルラの独自の視覚言語の探求を促してきました。パルラの作品は、言語やアイデンティティといった概念、さらには場所や空間の定義そのものに対して、詩的に問いを投げかけています。パルラの痕跡を刻む行為は身体性と質感に富んでおり、加筆や消去、重ね描きといった手法を織り交ぜられることで、身体の動きを反映した絵画的な意識の流れを生み出し、視覚文化の既成概念への揺さぶりをかけています。

Jose Parla《The Architect of Pathways》2025
本展では、ひとつに限定される「ホーム」ではなく、記憶、移動、人との繋がりによって形成され、常に変化し続ける風景という視点からパルラの作品を展示します。パルラは1999年から幾度も日本を訪れており、日本の風土や文化様式からも多大な影響を受けてきています。ポーラ ミュージアム アネックスでは、窯元で滞在制作された備前焼の作品や日本のアーティストやファッションデザイナーとのコラボレーション作品なども展示し、パルラの包括的な活動とルーツを辿るとともに、東京をテーマとしたラージスケールの新作1点を含む18点の作品を紹介します。旅や都市との出会い、コラボレーション、歴史的な出来事、記憶、感情といった多面的な要素が、パルラの表現をいかに形作ってきたかに焦点が当てられています。
KOTARO NUKAGAでは、日本で過ごした時間や出会いから着想を得た新作絵画を発表します。日本の都市の様々な顔に遭遇し、友人やアーティストとの交流を重ねてきたパルラにとって、本展のために作られた新作は「友人たちへのオマージュであり、芸術の旅を豊かにしてくれた瞬間」であると語っています。
これまで数々の出会いによって展開をみせてきたパルラの作品群を2つの会場で一望できるこの機会に、是非ご来場ください。
【開催概要】
ホセ・パルラ
「Home Away from Home」
KOTARO NUKAGA(六本木)
会期: 2025年6月20日(金)- 8月9日(土)
開廊時間: 11:00 - 18:00(火 - 土)
※日月祝休廊
オープニングレセプション: 2025年6月19日(木)18:00 - 20:00
※ホセ・パルラが在廊いたします。
会場: KOTARO NUKAGA(六本木)
〒106-0032 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F
POLA Museum Annex
会期: 2025年6月20日(金)- 7月27日(日)
開廊時間: 11:00 - 19:00(入場は18:30まで)
※会期中無休 ※入場無料
会場: POLA Museum Annex
〒104-0061東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
協力: ユカツルノアートオフィス




Jose Parla
ホセ・パルラ | Jose Parla1973年、アメリカ、フロリダ州マイアミ生まれ
ニューヨーク、ブルックリンを拠点に活動。
ホセ・パルラ(Jose Parla)は、高く評価されているアーティストであり、絵画、大規模な壁画、写真、ビデオ、彫刻などの多岐にわたる制作活動を行う。1980年代初頭より、マイアミのアンダーグラウンドなアートシーンにて壁画描出を始める。その後、マイアミ・デイド・コミュニティ・カレッジ、ニューワールドスクールオブザアーツ(NWSA)、サバンナ技術工科大学にて教育を受ける。作品は、ブルックリン美術館、ザ・ブロンクス美術館、アトランタのハイ美術館、SCAD美術館、ボルチモア美術館、ノイバーガー美術館、ナショナル・ヤングアーツ財団、ゴードン・パークス財団、ゴス・マイケル財団、イスタンブール’74アーツ&カルチャーフェスティバル、ハバナビエンナーレ(キューバ)などで展示されている。また、ブリティッシュ・ミュージアム(ロンドン / イギリス)、バッファローAKGアートミュージアム(ニューヨーク / アメリカ)、ハバナ国立美術館(ハバナ、キューバ)、マイアミ・ペレス美術館(マイアミ / アメリカ合衆国)など、いくつもの美術館のコレクションに収蔵される。主なプロジェクト・コミッションワークには、テキサス大学オースティン校の図書館や、ワン・ワールド・トレード・センターにおける壮大な壁画「ONE: Union of the Senses」、バークレイズ・センター(ニューヨーク)、ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(ニューヨーク)、チルターン・ファイアーハウス(ロンドン)、ノースカロライナ州立大学の図書館、コンコード・シティ・プレイス(トロント)への作品制作がある。
◼️プレスリリースに関するお問合せ先
KOTARO NUKAGA 広報PR:山田真奈
Email:yamada@kotaronukaga.com / info@kotaronukaga.com
Mobile:080-7642-5331
URL:https://kotaronukaga.com/
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