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新道蒸溜所オーナー 篠崎倫明氏とマスター・オブ・ウイスキー 山本久里子氏によるコラボセミナー開催!新道蒸溜所とその原点ともいえる高峰譲吉博士について語る!




株式会社ウイスキー文化研究所
株式会社ウイスキー文化研究所(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:土屋守)は、7月16日(水)19時より、日本各地を旅するように全国の蒸留所の方を招くテイスティングセミナー【ジャパニーズウイスキートレイル 新道蒸溜所】を開催いたします。講師には新道蒸溜所 オーナーの篠崎倫明氏と、第12代 マスター・オブ・ウイスキーの山本久里子氏をお招きいたします。

●ウイスキースクールとは
ウイスキースクールは、ウイスキー文化研究所が2001年から実施しているウイスキーに関することを学ぶスクールです。ウイスキーの製造、トリビア、ペアリング、テイスティング技術などあらゆる視点から、10~20名の小規模開講をしてまいりました。この度、2023年10月1日より過去最大規模の81名が着席できる新たなセミナールーム(東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル2F)をもうけ、ウイスキースクール事業として展開してまいります。
※本イベントは、バーテンダー、酒販関係者に限らず、広く一般の愛好家の方々にもご参加いただけます。

●開催概要
日時:2025年7月16日(水)19:00~20:30
定員:80名
参加費:5,500円(税込)
会場:ウイスキー文化研究所セミナールーム
〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル 2F


●セミナー内容
1.高峰譲吉博士について(山本久里子氏)
2.SHINDO LAB・新道蒸溜所について(篠崎 倫明氏)

山本久里子氏のマスター・オブ・ウイスキー試験の論文テーマは「高峰譲吉博士」。高峰博士は胃腸薬である消化酵素タカジアスターゼの発明、アドレナリンの結晶化に成功した世界的科学者であるが、同氏が36歳だった1890年に、アメリカに渡り日本の麹醸造技術を応用したウイスキー造りを目指しました。新道蒸溜所の篠崎氏は、その高峰博士の製法に関する特許を取り寄せ、博士の100年前の挑戦を再現しようと、試行錯誤の末完成させた「高峰8年」を2021年春にアメリカで発売。同年夏、日本洋酒酒造組合の基準を順守した本格的「ジャパニーズウイスキー」造りに乗り出しました。山本氏に高峰譲吉博士についての歴史と功績を、ウイスキーの歴史、そして今注目のウイスキーの法制化についても織り交ぜながらお話いただいたあと、篠崎氏にSHINDO LABや新道蒸溜所の取り組み、「高峰8年」や「SHINDO LAB STAND誕生の裏側」などをお話しいただきます。

●テイスティングアイテム
■構成原酒 UnーPeated EX-Sherry
■構成原酒 UnーPeated MIZUNARA
■構成原酒 UnーPeated refillcask
■構成原酒 UnーPeated EX-bourbon
■構成原酒 Un-Peated「プレス酵母」【A】
■構成原酒 Un-Peated「プレス酵母+独自酵母」【B】
■構成原酒 Un-Peated NEWMAKE【A(6割)+B(4割)】
■新道 experimental01

度数:50%
6月中旬より国内1万本限定で発売予定の新道蒸溜所のファーストリリース。構成原酒はすべてノンピートで、バーボン樽を中心にミズナラ樽、オロロソシェリー樽などを使用。トップは華やかにしてトロピカル。トッフィー・ミルキー・キャラメルが連綿と続く味わい。

●新道蒸溜所について
福岡県朝倉市の老舗日本酒蔵元「篠崎」が開設した、福岡県初のウイスキー蒸留所。「新道」は土地の名称だが、ウイスキー造りの「新しい道」を創るという思いも込められている。コンセプトに「THE QUEST FOR THE ORIGINAL (独創性の追求)」を掲げ、ウイスキー造りに取り組んでいる。微細な香りにも配慮した重層的なニューメイク作りや、バーボンバレルやシェリー樽に加え、ミズナラや栗の新樽、自社製造のラム樽など多様な種類の樽を用いて熟成を行っている。同社は麹をウイスキー造りに利用しようと試みた高峰譲吉博士にインスパイアされ、試行錯誤の末完成させた「高峰 8年」を2021年春にアメリカで発売。同年夏、日本洋酒酒造組合の基準を順守した本格的「ジャパニーズウイスキー」造りに乗り出す。


●講師
篠崎倫明氏(新道蒸溜所 オーナー)


大学院卒業後、家業である(株)篠崎入社。
日本酒・スピリッツ等の各酒類製造に従事した後、2021年より新道蒸溜所を新設。
自ら製造に従事し、ウイスキー製造の喜びに浸る。





山本久里子氏(第12代 マスター・オブ・ウイスキー)


愛知県名古屋市生まれ。企業退社後、家族が営むラウンジバーに転職し、10年近くニッカ竹鶴シニアアンバサダーを務める。現在は愛知県を中心にウイスキーセミナーを毎月開催。アメリカでウイスキー製造を行った高峰譲吉について論文を書き、2023年にマスター・オブ・ウイスキー取得。ラジオ出演なども多数。またウイスキーを使った料理も研究している。



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ウイスキー文化研究所について

ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務めるウイスキー文化の普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。
国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。




ウイスキー文化研究所代表 土屋守プロフィール

土屋 守(つちや・まもる)
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、1998年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の1人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。日本唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集長、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション実行委員長、ジャパニーズウイスキーの日実行委員長、2024年に発足した一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会の代表理事を務める。
主な著書・監修書に、『完全版 シングルモルトスコッチ大全』、『ブレンデッドウィスキー大全』、『増補新版 ウイスキー検定公式テキスト』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『最新版 ウイスキー完全バイブル』、『ウイスキーを楽しむ教科書』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)、『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(祥伝社)、『土屋守のウイスキー千夜一夜(1~5巻)』、『ジャパニーズウイスキーイヤーブック(日本蒸留所年鑑)』(ウイスキー文化研究所)などがある。
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