BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

音楽でブランドを作る──石田多朗、雅楽プロジェクトの制作体制と哲学

唯一無二の雅楽音楽で空間をデザイン──ブランド価値を“音”で伝える、新たな体験設計

作曲家・石田多朗(株式会社Drifter代表『SHOGUN』音楽総合アレンジ担当)は、2025年5月に発表した「雅楽によるブランド体験提供」開始にあたり、その制作体制と哲学を公開します。ブランド価値を“音”で体現するため、クライアントとの丁寧なヒアリング、歴史や音楽の効用の解説から始まり、作曲・録音・音響設計・納品・アフターサポートまで一貫して対応。さらに定額契約では季節や年ごとに音楽を更新するサービスも提供します。唯一無二の制作体制と哲学を通じて、“音楽がブランドを作る”時代を提案します。

■「音楽の見えない力」を空間に

「音楽や“空間の音楽”は、視覚や香りと同じか、あるいはそれ以上に重要な要素だと考えています。耳
は閉じることができず、音は常に無意識のうちに私たちに影響を与えています。その“目に見えない力”こそが、深いブランド体験につながるのです。

雅楽は日本では神社や儀式の音楽として固定的に捉えられていますが、『SHOGUN』の経験を通じて、海外では“美しい音楽”として直感的に評価されることを実感しました。オーケストラのような大編成ではなく、雅楽楽器単体が持つ素朴で高級感のある響きは、日本独自の美意識そのものであり、空間と自然に調和します。

にもかかわらず、雅楽の本質的な価値を理解し、現代の空間に活かそうとしている人は日本でもほとんどいません。だからこそ私は、雅楽の“美の力”をブランド空間に届けるために、このプロジェクトに取り組んでいます。」(石田多朗)

■ 制作体制とプロセス

本プロジェクトは、石田多朗を中心に、日本を代表する雅楽団体「伶楽舎」の奏者を含む精鋭メンバーで構成されています。主な演奏者には中村仁美(篳篥)、中村かほる(楽琵琶)、中村華子(笙)、伊崎善之(龍笛)、田中李々(バイオリン)、七澤達哉(ヴィオラ)、成田七海(チェロ)、石田多朗(ピアノ)が名を連ねます。これらのメンバーの多くは『SHOGUN』レコーディングにも携わり、国内外で高い評価を得てきました。

クライアントとの丁寧なヒアリングを起点に、雅楽の歴史や音楽の効用についても解説しながら、空間や目的に応じた音楽を作曲。作曲途中の確認や録音立ち会いも可能で、録音・音響設計まで一貫して対応します。既存スピーカーの有無に応じた対応も可能で、必要に応じてスピーカー設置など音響設備のコンサルティングも行います。納品後もアフターサポートを提供し、定額契約の場合は季節や年ごとの音楽更新サービスにも対応します。

■ 他社との差別化

雅楽の作曲ができる現役作曲家は日本でもごくわずか。その中で、空間音楽としての雅楽作曲と、ハリウッド的エンターテインメント音楽を横断できるのは、石田多朗と株式会社Drifterのみ。演奏者ネットワークを直接持ち、録音から音響設計まで一貫管理できる体制は唯一無二です。「音楽そのものがブランド資産となる」という新たな価値提案を可能にします。


雅楽奏者


雅楽奏者


雅楽奏者


レコーディング風景


レコーディング風景


■ 今後の展望

今後は国内外の高級ホテルや美術館などへの展開も視野に入れ、ブランド空間における音楽の可能性をさらに広げていきます。

【取材・お問い合わせ】
株式会社Drifter
担当:吉岡きくみ
メール:kikumi@drftr.co.jp

石田多朗SNS関連
Instagram
Youtube
Threads
X
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ