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〈5/3(土)〉新チャペル「Celebration Hall -The GARDEN-」が誕生。結婚式のその先の人生を彩る”生涯式場”を体現するチャペルは、“誓いの場”から“祝いの場”へ

挙式にとどまらない、人生のあらゆる節目のシーンを生涯にわたり祝福をする“祝いの場”へ

総合プロデュース企業 株式会社八芳園(代表取締役社長:井上義則、東京都港区、以下「八芳園」)は、2025年2月から9月末まで八芳園全館を一時閉館し、2025年10月のグランドオープンへ向けたリブランディングプロジェクト(改修工事)を実施しております。これにともない、八芳園の基幹事業のひとつであるブライダル事業は、“生涯式場”を叶えるライフイベントプロデュース事業へとアップデートし、新たな施設やサービスを構築いたします。この度、5月3日(土)、いつまでも在り続ける“生涯式場”としての想いを体現した場所として、新たなチャペル「Celebration Hall -The GARDEN-」(以下「セレブレーションホール」)が誕生します。チャペルを挙式の利用にとどまらず、人生のあらゆる節目のシーンを祝福する、“誓いの場”から“祝いの場”へと変革いたします。



◼︎概要

1. 【“誓いの場”から“祝いの場”へ】 チャペルという「場」の概念を変える新たな挑戦 
2. 【職人技が散りばめられた匠の空間】 人研ぎ手法の床、木肌の模様の壁面、流線形の屋根       
3. 【庭園の景色の一部になる】 昔からここに佇んでいたかのように、これからも在り続けるために
4. 【改修後の八芳園】 庭園と建物の境目を限りなく近づけ400年続く日本庭園とともにある空間へ 
5. 【“生涯式場”として】 いつまでも在り続ける場所として、「祝いの場」をプロデュースし続ける

セレブレーションホールのデザインストーリーを八芳園noteで公開中

八芳園noteにて、建築家 山崎健太郎氏にお伺いしたデザインヒストリーを公開しています。
https://note.com/happoen/n/n738393a7f926






1.【“誓いの場”から“祝いの場”へ】 チャペルという「場」の概念を変える新たな挑戦

この度、おふたりで歩む人生の始まりである「チャペル」という場所を、“誓いの場”から、祝福があふれる“祝いの場”とする、新たなチャペル「Celebration Hall -The GARDEN-」が誕生しました。
2025年10月のグランドオープンへ向けたこの度のリブランディングプロジェクトにおいて、八芳園の基幹事業のひとつであるブライダル事業は、“生涯式場”を叶えるライフイベントプロデュース事業へとアップデートし、新たな施設やサービスを構築いたします。
“生涯式場”を体現する新たなチャペル「セレブレーションホール」は、これまで挙式の利用に限られていた“誓いの場”という概念を、おふたりの、ご家族の人生に寄り添う“祝いの場”と変えることで、生涯にわたりおふたりやご家族のさまざまなライフイベントを祝福する場所となるべく誕生しました。
「源(みなもと) - ものごとのはじまり」をコンセプトに、ホール内には日本庭園を巡る水の源とその畔に佇む誓いの空間をイメージした水盤があり、天井には大きな開口部を設置。水盤には太陽の光が降り注ぎ、その水面には光の柔らかな輝きや木々の影が揺れ、庭園の清らかな風に包まれる穏やかで神聖な祝福の場となっています。

▲日本庭園の奥で緑に囲まれ静かに佇む独立型チャペル「Celebration Hall -The GARDEN-」

▲チャペルの中心にある水盤に反射する光が、ホール内に優しく清らかに広がります

2.【職人技が散りばめられた匠な空間】 人研ぎ手法の床、木肌の模様の壁面、流線形の屋根

「セレブレーションホール」の大きな特長として、建物内に多くの職人の技が生かされていることが挙げられます。ホール内に足を踏み入れると、そこにはシンプルでありながら重厚な空間が広がり、至るところに日本の職人技が散りばめられています。
例えばホール内の床には、職人の手によって形を整えられた大理石を、床に渦を巻くように丁寧に敷き詰め、セメントで固めた後に研磨をする人研ぎ(じんとぎ)という手法が使われており、全面手作業で美しく磨きあげられています。
また、格子状の扉は、職人の丁寧な手仕事によって、金属板を生地のように編み込んだ扉です。水盤と庭園をつなぐ、にじり口のような出入口となっております。さらにコンクリートの壁面には、まるで本物の木が使われているのかと思わせるような木肌の繊細な模様が、職人の手によって施されています。
そして、建築技術の粋を集めつくられたものが、美しい曲線を描く流線形の屋根です。コンクリートでこのような美しい曲線を表現することは非常に難易度が高く、高度な技術が必要とされ、国内でこの曲線をコンクリートで表現できる技術者は多くはありません。
このように「セレブレーションホール」の空間には、多くの場所に職人技が生かされており、建物全体に静寂の気品を与えています。

▲直線の建物に適しているコンクリートを、流線を描くすり鉢型の屋根に成型するためには、高い建築技術が必要とされます

▲職人の手により、金属板を生地のように編み込んだ扉。水盤と庭園をつなぐ、にじり口のような出入口


▲床に渦を巻くように丁寧に並べられた繊細なデザイン、凹凸のない完璧な磨きなど、すべてが職人による手作業によるもの

▲10cm幅の杉板を職人の手で1枚ずつ並べた型枠でつくられており、木目の繊細な模様がコンクリート壁面に転写されています

3.【庭園の景色の一部になる】 昔からここに佇んでいたかのように、これからも在り続けるために

「セレブレーションホール」の設計を担当したのは、八芳園の本館の改修の設計・監修も手掛けている山崎健太郎デザインワークショップ。八芳園が「セレブレーションホール」をつくるにあたり、もっとも重視した点は、まるで昔から庭園に佇んでいたかのような、そしてこれからも在り続ける「ずっとそこにある場所」にすることでした。これをチャペルという建物でどのようにして表現するかを、設計担当の山崎健太郎氏とも何度も話し合いを重ね、「400年以上続く庭園の一部になること」という答えを導き出しました。建物自体が主張しすぎず、まるで以前からそこに建っていたかのように日本庭園の景色に溶け込み、そしてこれからも庭園の中に静かに佇むチャペルとして「セレブレーションホール」は生まれました。
ホールの天井には大きな開口を設け、その中央には水を湛えた水盤があります。空に大きく開かれた空間には、太陽の光だけでなく雨までもが降り注ぎます。そしてその天からの雨が水盤に集まり、やがてそこから流れる水が庭園内を巡る水源となるというストーリーを持つ庭園の中の一部となるようイメージしました。

▲日本庭園の奥、池の畔に佇む「Celebration Hall -The GARDEN-」。ホール内の中心にある水盤の水は、庭園を流れる滝や池の水源をイメージ。庭園の中に木々に囲まれ佇むチャペルは、「誓いの場」から「祝いの場」へと挙式の新しい概念が生まれる空間です

【山崎健太郎/株式会社山崎健太郎デザインワークショップ 代表取締役 ・ 工学院大学教授】1976年生まれ。2002年工学院大学大学院修了。2008年山崎健太郎デザインワークショップ設立。主な作品に「糸満漁民食堂」(2013年)「はくすい保育園」(2014年)「新富士のホスピス」(2020年)など。「52間の縁側」(2022年)においては、グッドデザイン大賞 内閣総理大臣賞(2023年)、JIA日本建築大賞(2023年)、日本建築学会賞(作品)(2024年)と、史上初の3賞を同時受賞。





4. 【改修後の八芳園】 庭園と建物の境目を限りなく近づけ400年続く日本庭園ともにある空間へ

2025年10月のグランドオープンへ向け、改修後の八芳園は日本庭園と建物がより一体感を持った空間へと生まれ変わります。
新しいチャペル「セレブレーションホール」は、これまでもずっと庭園の奥に建っていたかのような、庭園に溶け込む佇まいになるよう設計。本館のメインロビーも、そのまま庭園に続くかのような景色が広がる空間になり、より多くの人たちに四季折々の庭園の景色を感じていただけるような場所となります。
また、本館5階、6階に新設される会員制フロア「CLUB FLOOR」も、本館正面の専用エスカレーターで進んでいくと、庭園を一望できる「ROOFTOP TERRACE」が広がり、ここでも庭園の存在を存分に感じていただくことができるようになります。
このように、八芳園は今回の改修を経て、400年以上続く日本庭園と建物の境目を限りなく近づけ、庭園とともに在り続ける施設へと生まれ変わります。

▲日本庭園へと続く景色が広がるメインロビー ※2025年5月現在のパースです

▲特別フロアへの専用エスカレーターがある正面玄関 ※2025年5月現在のパースです

5.【“生涯式場”として】 いつまでも在り続ける場所として、「祝いの場」をプロデュースし続ける

おふたりやご家族の生涯にわたり寄り添い、ともに歩いていく場所として”生涯式場”を掲げる八芳園は、ご結婚式後も続いていくおふたりが歩む人生において、様々な大切な節目のシーンを祝福する場所として、八芳園を訪れていただきたいと思っています。結婚記念日、お子さまの誕生のお祝い、銀婚式・金婚式などあらゆるライフイベントを、八芳園がこれまで培ってきたプロデュース力と、400年以上の歴史を持つ唯一無二の日本庭園の中で、心に残る忘れられないひとときとしてお祝いいたします。
八芳園は、百年先もここにあるおふたりが還ってこられる場所として、この白金台の地に在り続け、おふたりやご家族に生涯にわたり寄り添ってまいります。

セレブレーションホールイメージムービーはこちら