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“嘘”というレベルじゃない。安倍首相「移民政策は考えていない」発言

もう、きみには頼まない――。首相への退場勧告。

■「移民政策は考えていない」

 2018年10月29日、安倍は衆院本会議で、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管難民法改正案に関し「政府としては、いわゆる移民政策をとることは考えていない」と発言。

 もう、なにがなんだかわからない。

 もはや「嘘つき」という次元の話でもない。

 安倍は2016年1月28日にも国会で「いわゆる移民政策をとることは全く考えていない」と述べているが、そのときは「嘘」の段階だった。だからこそ、「嘘をつくな」「デマを流すな」と批判の声があがったのである。
 しかし、今はすでにあらゆる嘘がばれ、政府は露骨な移民政策を進め、すでに日本社会を破壊し終わった段階である。

 増税した直後に「増税政策はとりません」と言うようなもので、言葉の意味が完全に蒸発している。

 先日刊行した『もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告』(KKベストセラーズ)では、移民問題に限らず、あらゆる領域において、日本が三流国家に転落していく様子を描写した。

 日本人は、いい加減に目を覚ますべきだ。

 放送局の外資規制の撤廃、水道事業民営化、配偶者控除の撤廃を目論み、TPPを推進。北方領土の主権の棚上げ、日韓基本条約の蒸し返し、移民政策……。安倍とその周辺のメディアや文化人が売国勢力・反日勢力であるという事実を直視しなければ、国は傾く一方だ。

(敬称略)

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適菜 収

てきな おさむ

1975年山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』、『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?」(以上、講談社+α新書)、『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(講談社)、中野剛志・中野信子との共著『脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克』(文春新書)、『遅読術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、清水忠史との共著『日本共産党政権奪取の条件』(KKベストセラーズ)など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。https://foomii.com/00171


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