「ヘルシースナッキング」に最高の5つの食材! |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

「ヘルシースナッキング」に最高の5つの食材!

間食する人ほど「健康」と「理想的な体型」が手に入る!

■栄養たっぷりな卵食品

「ヘルスナ」で推奨する食材のなかでも、とくに注目したいのが卵。実際、卵食品は俗に「スーパーフード」ともいわれるほど、栄養バランスに優れています。身体に必要なたんぱく質の元となるさまざまなアミノ酸を豊富に含んでいるうえに、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をほとんどカバーすることが可能です。

「卵はコレステロールを上げる!」なんて話もよく聞きますが、卵と血中コレステロールの間にはほとんど関係がありません。「食べた!」という大きな満足がある割に、カロリーは1個あたり84キロカロリーほど。まさに「ヘルスナ」向きの食材ですね。

 さて、その食べ方はゆで卵がベスト。家で作ったゆで卵を職場にもっていってもいいですし、もっと手軽にコンビニで購入するという手もあります。自分で作るときは固めに茹でれば、より腹持ちが良くなります。もちろん、飽きないように味つきのものや燻製卵を選ぶのもOKです。

■高たんぱくの乳製品

 最近は専門店などもずいぶん増え、女性を中心に大人気なチーズ・ヨーグルトなどの乳製品。ピザなどに使われているので、なんとなく太りそうな食材と思われているかもしれません。ところが実際は「ヘルスナ」向きなんです。

 乳製品であるチーズやヨーグルトには、満腹感を持続させるたんぱく質・脂質がたいへん多く含まれます。とくにヨーグルトには乳酸菌による整腸作用もあるため、便秘の方にもおすすめです。

 また、カルシウム補給ができるというのも、大きなプラス要素です。実はほとんどの人が、毎日の食事では1日に必要なカルシウム量が摂れていないのです。そこで「ヘルスナ」。間食でヨーグルトやチーズを食べるだけでOK! 骨粗しょう症など、骨の病気の予防にも十分といえます。

 ちなみにヨーグルトに関しては、砂糖入りの甘いものは血糖値を上昇させてしまうので、無糖のものを選ぶようにしましょう。甘さが欲しい場合は血糖値を上げにくいハチミツなどを加えるとさらにGOODです。

次のページ甘みもあってビタミンも補える果物類

KEYWORDS:

オススメ記事

菊田 恵梨

健康食品メーカーに10年間勤めた後独立し、2015年に株式会社ボディトーンを設立。スポーツ栄養のプロ・アスリートフードマイスターとしての知識と経験を活かし、栄養指導、セミナー指導、コラム執筆など、多方面で活躍している。


この著者の記事一覧

RELATED BOOKS -関連書籍-

ヘルシースナッキングで食べてやせる
ヘルシースナッキングで食べてやせる
  • 菊田 恵梨
  • 2018.06.19