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動物を「愛おしむ」ことと「食べる」こと。その間にあるもの

冒険家の春間豪太郎、人気野宿家のカメ五郎が待望の対談!【第2回】

冒険家の春間豪太郎さんと野宿家のカメ五郎さんの対談、第2回目は、具体的なサバイバルの話題に突入。動物を愛おしむことと、動物を食べること。その間にあるものは何なのか。

第1回:5ch冒険家×カメ五郎が語る「僕らがサバイバルの世界に足を踏み入れたワケ」】 

 

■ピグミー族と同じ食事を

春間 僕も、サバイバル経験がひとつだけあるんですよ。西アフリカのカメルーンでピグミー族という、大人でも身長が150㎝くらいの狩猟民族が暮らしているんです。そこで、彼らとまったく同じ生活をしました。(持参したアルバムの写真を指して)ここが村長の家なんですよ。村で一番いい家がこんな感じ。簡単な屋根と壁ともいえない壁でできています。

 

カメ 変に凝った造りにすると修理とか大変ですもんね。 

春間 食事は毎回イモとイモの葉なんです。たまにヤシの木から出た汁を溜めておいたものは、その場にいる人たちで全部飲んでしまう(笑)。家族とか、ほかの人に分けようという考えはまったくなくて。また、子どもたちが仕掛け罠を作りネズミを獲っていました。貴重なタンパク源なんです。

カメ ……なかなか過酷な。これはなんですか?

春間 洗濯です。泥水なので全然きれいにならないんですよ。

カメ どちらかというと、染め物に近いですね(笑)。

春間 ネズミとかいたちの肉は、真水で洗うわけでもなく臭かったですね。下処理の考えもありませんし。

カメ 下処理は大事です。血抜きを失敗するとレバーっぽいというか、独特の臭いが立ってしまいますからね。

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●春間 豪太郎



1990年生まれ。冒険家。



5chでのスレッド「行商人やキャラバンに憧れたからモロッコでロバと一緒に放浪の旅を始めたバカだけど」などが話題となり、まとめ掲示板で首位の人気となる。



主に発展途上国で動物と共に歩くスタイルの冒険を行っている。



行方不明になった友達を探しにフィリピンへ行ったことが、海外や冒険に興味を持つ最初のきっかけになる。



大学を休学して行った海外ではスラム街に入り浸り、ヒッチハイクや野宿などを繰り返して危機管理能力を高める。国内では歌舞伎町や難波、祇園で客引き系の仕事をして交渉スキルを磨く。



護身用に、師と仰ぐ人物からキックボクシングを教わる。また、フィリピンのナイフ術も身に付ける。国内外の様々な場所へ赴き、これからも動物たちと世界を冒険していく予定。



ツィッターアカウント:@go_haruma



 



●カメ五郎



1988年生まれ。サバイバル愛好家。野宿家。



2010年から「多摩川自給自足生活」をはじめとするサバイバル生活の模様をニコニコ動画にアップし、注目を集める。大型哺乳類に加え、比較的解体法が確立されておらず、資料も少ない爬虫類などの屠殺技術も有する。昆虫食などの衝撃的な食生活も話題に。アウトドア雑誌『Fielder(フィールダー)』の看板連載「サバイバリスト・カメ五郎の自給自足失敗談」では豊富な動植物の知識を披露し、アウトドアファンから熱狂的な人気を得ている。


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  • 春間 豪太郎
  • 2018.03.20