「手編みのマフラー」は都市伝説なんかじゃなかった! |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「手編みのマフラー」は都市伝説なんかじゃなかった!

30代~40代男女500人に聞いた「人生でもらった中で一番思い出深い『プレゼント』」

特集「2040年のモノ」。今回は技術の進歩から離れて、「モノ」と「思い出」との接点を聞いた。BEST T!MES編集部が30代~40代男女500人にアンケート。〈Qこれまでの人生でもらった中で一番思い出深い「プレゼント」は何ですか。その理由もあわせてお答えください〉

1位 時計(68人が回答)

 1位は時計だ。男女別に見ると男性56人、女性12人とやや男性が多かった。

 理由は、「高校入学の時にもらった記念だから」「高校の合格祝いでもらったから」「就職祝いでもらい20年弱使っている」「結婚記念品だから」など。人生の節目を祝うプレゼントとして、親や親戚、上司など立場が上の人から贈られる。

 男目線で考えると、スーツからのぞく銀色の腕時計と言えば"大人の男”の象徴だ。筆者も、叔母から就職祝いに腕時計をもらった経験があるが、そのとき「ああ、これで自分の大人の世界に入るんだなあ」と妙に実感させられたものである。

 また、「彼女からのプレゼントだから」「30の記念に嫁から貰った」「付き合ってた彼女がホームステイから帰って来たときのプレゼントだったから」など、大切な女性パートナーから男性がもらうケースもあるようだ。

2位 指輪(37人が回答)

 時計と反対にこちらは、回答者の9割が女性。

 理由は、「結婚する時にもらった」「婚約のプレゼントだから」など。

 そう、言うまでもなく、指輪は男性がプロポーズするときの定番アイテム。互いに誓いを交わす、忘れられないプレゼントである。

 日本には高度経済成長期にダイヤモンドの婚約指輪を送る習慣が広まったと言われている。でも、「婚約指輪」の習慣なんて、そのときにブライダル業界と宝飾業界が作ったものでしょ? そんなうがった見方をしてしまう人がいるかもしれない。しかし、である。なんと古代ローマ時代から指輪は婚約の印とされていたそう!

 理由はよく分からないが、それだけ指輪は古来から、人と人とを結びつける、目には見えない不思議な力を持ってきたということだろう。最近は、婚約指輪をあげない若いカップルも増えているというが、やはりそれでは寂しい気もする。

 ちなみに、婚約指輪の平均価格は、ゼクシィの結婚トレンド2017年度版によると35.4万円。給料の1~1.5ヶ月分ぐらいとなっている。

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