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もう銀行に頭を下げなくたってお金は借りれる

【銀行消滅】を岡内幸策氏が徹底解説2/3

今さら聞けないニュースのキーワードについて、「分からないことはなんでも聞いちゃう」イマドキの社会人、トオルくんとシズカちゃんが第一人者の先生たちに話を聞いていきます。

 ■銀行の存亡の危機に関わる? 進化するフィンテックの脅威

田中光さんのシュール4コマ編も公開!

トオル…銀行員が失職してしまう、大きな外的要因はあるんですか?

岡内(幸策:『銀行員大失職』著者)…金融の世界は今、「リーマンショック」や「欧州金融危機」などを経て、新たな局面に突入しています。具体的には、「AI」「フィンテック」「ブロックチェーン」の登場による金融システムの変化を、日本の銀行がうまく見極められなかったことが要因でしょう。

シズカ…AIの進化はなんとなく想像がつきます。あとのフィンテックやブロックチェーンってなんなんでしょう。

岡内…フィンテックとは、ITを使った金融サービス事業のことです。フィンテックの登場は、銀行業務を劇的に変えるといわれていて、金融機関が存亡の危機に直面するほど影響力があるものなんですよ。

トオル…どんなふうに変えるんですか?

岡内…フィンテックの具体例として「クラウドファンディング」と「P2P」という仕組みがあります。

                

シズカ…クラウドファンディングは、何か大きなプロジェクトをしたい人がインターネットを通じて世の中に呼びかけ、資金を集める方法ですよね。キングコングの西野さんもやっていた記憶があります。もうひとつのP2Pって?

岡内…P2Pは「Peer to Peer」の略です。「Peer」とは、同僚や同級生、仲間といった対等の者を意味し、ネットワーク上で対等な関係にある端末間で相互に接続してデータを送受信する通信方式です。これで、金融仲介業者を経ずに直接融資することもできます。

トオル…「直接」ということは銀行を全く経由しないということですね。

岡内…その通り。融資はP2P、不特定多数の個人から出資を募集する場合はクラウドファンディングを利用します。そうすると、もう銀行に頭を下げてお金を借りる必要性がなくなるのです。

 
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岡内 幸策

おかうち こうさく

ディー・ディー・マイスター代表取締役社長。1956年生まれ。神戸大学法学部卒。富士銀行(現みずほ銀行)を経て、不動産証券化・REITの資産評価、担保資産等の価値評価、コンサルティングを行うディー・ディー・マイスター(株)を設立。『証券化入門』『デキる銀行員は数字を超える』『不動産ファンド 危機の構図』(いずれも日本経済新聞出版社)ほか著書多数。


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