「ひとつの型にはハマらない音楽の楽しみ方が提案できていたとしたらとても嬉しい」

ーーでは、カップリング曲「My girl」はどのように制作していったのでしょうか?

Leola「これはチャレンジの曲でした。私にとっては「Puzzle」も新たな挑戦だったのですが、この「My girl」も完全に振り切って臨んだように思います。シティ・ポップ感のある曲にトライしたいという気持ちがあったので、やるからには中途半端にやるのではなくてLeolaにもこんなアプローチがあるんだと意外性を感じていただけるようにがんばりました」

ーーそうして仕上がった楽曲が、どのようにリスナーに届くことを望んでいますか?

Leola「この歌詞にノリノリのメロディとノリノリのオケだったら、まさにという曲になると思うんですけど、少し切り口を変えることで音楽の楽しみ方のバリエーションが広がると思うんです。音楽の聴き方として、時にサウンドだけで楽しんでいただいたり、または純粋に歌詞の世界を楽しんでいただくのもありだと思いますし、今回のようなアンバランスな感じを楽しんでいただくのもいいと思うんです。ひとつの型にはハマらない音楽の楽しみ方が提案できていたとしたらとても嬉しいです」

ーー通常盤のみに収録されるカップリング曲「やさしさに包まれたなら(2017 studio session)」は荒井由実さんの名曲のカバーですが、先のワンマン・ツアーでも披露していた曲ですよね?

Leola「はい。ワンマン・ツアーのセットリストの中にカバー曲を入れるなら、自分のルーツにもなっている曲のひとつを聴いてもらいたいという気持ちがありました。荒井由実さんの「やさしさに包まれたなら」は、映画『魔女の宅急便』を観て知ったんですけど、大好きな曲で小さい頃から歌っていました。この曲が私に魔法をかけてくれた、そんな気がしているんです。だから、カバーする曲を選ぶなら、まずは「やさしさに包まれたなら」だと考えてアレンジも自分のルーツであるカントリーでお届けすることにしました。原曲とは少し違う景色を見せることができたのではないかなと思っています」

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