――実際にどう対応されているんでしょうか?

 僕の場合は、とにかく子どもたちよりも一生懸命にやることを意識しています。口で伝えることよりもまず、自分の体を動かすんです。ちょっと伝え方は難しいんですけど、上から目線、また達観して口先で教えるのではなく、必死になって教えるというか……そうアピールする。

――教えるというよりは、「まずは自分をみてくれ!」ということですね。

 子どもたちよりも僕の方が頑張っているということを、がむしゃらにアピールしている感じです、正直、押し付けがましいと思われるほどに(笑)。そうすると、子どもたちも負けてられないという気持ちで、必死になってぶつかって来てくれます。先生があれだけ頑張っているんだからって。
 教える側が努力を怠ると、やっぱり伝わってしまうんじゃないかなと。頑張ってと声を掛けるだけじゃなく、先生の頑張りを伝えることも、大切なことだと思います。

 あとは、僕はまだ若いということもあるので、選手よりも体を動かして「こうだよ」、「いま先生やるから見といてね」というふうに実演して、なるべく相手に分かりやすい形で伝えることを意識しています。

〈明日の質問は…… Q6.「指導者として、未熟な点や反省点はありますか?」です。