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60歳から「人生初の自由を手に入れる」

新刊『60歳からの「しばられない」生き方』発売

「定年後人生」の達人が教える
人生初の自由を手にするための指南書

「楽しさ」など、どうでもいい

定年後は二十年もあるのだ、セカンドライフを大いに楽しもう、という言葉は、そのとおりではあろうが、浮ついてウソくさい。そんなに楽しいことがあるわけないのである。そこには、せっかくの二十年を愉しむことができないものは、だめだという響きがある。それがやかましい。

「なにもしなくていい」という選択肢を入れる

六十歳の定年で(現在は六十五歳が大勢か。ゆくゆくは七十歳か?)会社を辞めて、社会から降りる。最大の収穫は、なにもしなくていい自由が手に入ることである。もちろん、なにをしてもいい自由も手に入るが、実際には、なにかをしなければならないという軛(強迫観念)からも自由な、なにもしない自由のほうがわたしにはうれしい。定年とは、社会の「しばり」から解放される絶好のチャンスである。

【目次】

 

序章 しなければならないことの
   不自由

第1章 人はしても自分はしない
人が持っていても自分は持たない
モノにしばられない
人がけなしても自分はほめる
……………他

第2章 常識にしばられない

健康に過度にとらわれない
お金にしばられない
家族にしばられない
……………他

第3章 世間にしばられない
世間体は自分体である
人の評価を気にしない
「いい人」をやめない
……………他

第4章 言葉にしばられない
「楽しさ」などどうでもいい
「終活」なんて言葉は意味がない
「後悔しない人生」など浅ましい
……………他

第5章 メディアにしばられない

不快なニュースは避ける
テレビ御用達の「専門家」はほとんど信じない
なにが「Jアラート」だ
……………他

第6章 人はしなくても自分はする
人に相談しない
権利に寄りかからない
「自分はしない・する」勇気
……………他

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勢古 浩爾

せこ こうじ

1947 年、大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社、 34年間勤続し、2006年に退職。以後、執筆活動に専念。 著書に『いやな世の中』(ベスト新書)』、『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)、『自分をつくるための読書術』(筑摩書房)、『定年後のリアル』(草思社文庫)シリーズ、『ウソつきの国』(ミシマ社)など多数。


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