子どもの“英語耳”を育てるには? クラシック音楽のススメ |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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子どもの“英語耳”を育てるには? クラシック音楽のススメ

グローバル時代に通用する「究極の育て方」①

クラシック音楽はお母さんにもプラスが

 クラシックを選んだのにはもう一つ理由があります。クラシック音楽に馴れていると、西洋文化にも造詣が深くなり、教養の幅も広がると考えたからです。
 また子育てに必死な「母親1年生」だった自分をリラックスさせる効果もありました。 

 長男が生まれた頃は、誰も知り合いのいない町にいて結構孤独。子どもが泣くと自分も泣きたくなる、そんな毎日でした。長男は全然寝ない子で、おっぱいを飲んだ後1時間たってもゲップができず、よくいつまでも泣いていました。自分自身が疲れて抱っこしていることが辛くなり、寝かせた途端にワーッと母乳を吐いてしまい、お腹が空いてまた泣く。その繰り返し。「お願いだから寝させてほしい」と、私の方が参ってしまうことも多々ありました。そんなときクラシックは私を癒し、穏やかな気持ちにしてくれました。

※長男は持ち前の英語力をいかし、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、世界と論戦。高校3年生時に模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞。イェールの合格につながった。次男も英語を得意科目とし、センター試験は198点。

『究極の育て方』より構成)

 

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小成 富貴子

こなり ふきこ

上智大学卒業。在学時スペインに1年間留学。クリニック経営やスペイン文化発信など複数の仕事を掛け持つ「働く母」。長男をイェール+東大という日米の最難関大学、次男を難関国立大学医学部に送り込む。他長男は、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、高校3年生時に参加した模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞するなど国際大会でも活躍。その2人の息子を育てた独特の教育法は「AERA」「バイキング」でも紹介され話題に。「どこに出しても恥ずかしくない子どもを育てる」「わが子を真の国際人に」という信念のもと、教育の専門家ではない著者がオリジナルな視点で考え、子育てに実践してきた。


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