柳井正が孫正義を再び抜き「日本一の富豪」に!二人の怪物経営者が読んだ”ヤバいビジネス書”

ソフトバンクグループを率いる孫正義と、「ユニクロ」を中核とするファーストリテイリングの社長である柳井正が長者番付で熾烈な戦いを繰り広げている。
ブルームバーグ・ビリオネア指数で、ソフトバンク株の急騰を追い風に10月29日時点で孫が柳井を抜き、日本人でトップに。
そして今日10月31日。ファーストリテイリング株が1日で4%近く上昇、柳井の資産は53.8億ドル、約8.3兆円となって、再び「日本一の富豪」に。対する孫も52.5億ドル、約8.1兆円で追っている。全体で見ても32位と33位と一位差となっている。この指数の上位500に入っている日本人はわずかに4人。残るはキーエンス創業者の滝崎武光(102位、24.4億ドル・約3.7兆円)、光通信創業者の重田康光(432位、8.42億ドル・約1.3兆円)だが、孫・柳井がやはり図抜けているのがわかるだろう。
この怪物経営者の共通点と言えば、日本マクドナルド創業者・藤田田の『ユダヤの商法』(KKベストセラーズ)を読んでいることだ。孫は本書に感動し、藤田田との面会を取り付け「これからはコンピュータビジネスの時代だ」という助言をもらった逸話が残されている。また、柳井も「文章に線を引いて何度も何度も読み返した」とプレジデントオンラインでの対談で自ら明かしているのだ。
『ユダヤの商法』は、ユダヤ商人の価値観をベースに「女と口を狙え」「78:22の宇宙法則で儲けろ」とあおる“ヤバいビジネス書”だ。 がビジネス書としてこれほど説得力がある本も珍しい、読了後日本一の経営者、そして日本一の富豪になっていったのだから。
出典:Bloomberg Billionaires Index (10/31日閲覧)
文:BEST T!MES編集部

 
			     
								 
								 
								 
                                     
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                             
                                            