KADOKAWA元会長・角川歴彦被告に懲役3年求刑!東京オリパラ汚職事件で

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、検察側は「KADOKAWA」の元会長に対し、懲役3年を求刑した。
出版大手の「KADOKAWA」元会長・角川歴彦(かどかわ・つぐひこ)被告(81)は組織委員会の元理事・高橋治之被告(80)に対し大会スポンサーの選定などを巡り、便宜を受けたいと依頼し、賄賂を渡した罪に問われている。
これまでの裁判で、同被告は「私一つの意思でKADOKAWAの方針は決められない」と主張してきたが…。
きょうの論告で、検察側は「創業者一族として強い影響力をもっていた。スポンサー案件について主体的に関与していた」などと指摘。
その上で、「公的な大会を一企業のために利用しようとした責任は重大」として、同被告に懲役3年を求刑した。
文:BEST T!MES編集部