【参院選】北村晴男弁護士が当選で思い出す「行列」出身政治家の系譜

参院選は20日に投開票され、日本保守党から比例で立候補していた北村晴男弁護士の当選が確実となった。
今年3月に番組が終了した日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の“弁護士軍団”からは3人目の政治家が誕生した。
最初に政治の世界に足を踏み入れたのが、丸山和也氏。
“番組代表”として2005年には同局系「24時間テレビ」のチャリティーマラソンのランナーを務めるなど、番組の顔の一人だったが、07年3月に東京都知事選の立候補書類を入手していたことが判明。
緊急会見を行ったものの、検討からわずか5日で不出馬を表明した。
その後、同年7月の参院選に自民党から比例で立候補することが決定。
出馬表明会見では「自民党に喝を入れる」「今は熱い思いが伝わってくる政治家が少ない。『人間・丸山』が人間味ある政治をしたい」などと思いを語った。当時の第1次安倍晋三政権は「消えた年金」問題や閣僚の不祥事などで逆風のさなかにあり、非改選も合わせて民主党が第1党となる厳しい戦いとなったが、丸山氏は見事当選した。
文:BEST T!MES編集部