大多亮「女子アナはキャバ嬢」、港浩一は入社式で女性漁り…フジ元幹部の呆れた実態明らかに

フジテレビが元タレント中居正広氏と元女性アナウンサーAさんとのトラブルに端を発した問題を検証する特別番組「検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~」が6日、オンエアされた。
第三者委員会から「判断を誤った」と指摘された問題発生時の経営陣である港浩一氏、大多亮氏も登場。
双方が容姿を重視した女性社員を集めた会合を開いていた、驚くべき実態が明かされた。
番組では、第三者委員会が同局で「人権侵害を助長していた」と指摘した「性別・年齢・容姿などに着目した会合」を前社長である港氏が主催していたことを伝えた。
まず、2010年代後半に撮られた港氏と女性社員との写真(女性はボカシ入り)を公開。港氏と女性社員たちの会合は、同氏がバラエティー部門担当の役員だった2010年ごろから始まったとし、15年まで1か月から3か月ごとに開催された。その後は頻度が減り、コロナ禍を機になくなったという。
女性社員はこの会合チームについて「美しい素敵な女性がたくさんいました」「見た目が重視された会合です」と回答。
港氏が入社式に足を運んで、推薦を受けながら自身で新メンバーを選んでいたと指摘した。
選ばれた後には「会合には必ず参加すること」「嫉妬につながるので、秘密にしなくてはいけない」と伝えられたことも明かしていた。
これらに対し、港氏は「そういう(秘密裏な)つもりはなかった」と弁解し、チームの存在を口外禁止にしていたことについては「冗談なんですけどね」と苦笑いで釈明したが…。
一方で女性社員は「接待のために女性を呼ぶのは、女性蔑視で女性社員はバカにされていたんじゃないかな」「本当に異様な会だったと思います。若い女性だけを集めて、見た目のいい飲み会慣れをしている女性だけを集めている会というのは、異常な会だと思います」などと厳しく証言。
厳しい言葉を受けた港氏は「それは意外でした」と言いつつ、「申し訳ないないと思います」「今の時代では許されない会合だと思います」と反省の弁を述べたが…。
また番組では、元専務である大多氏が女性アナウンサーを会合に参加させていたことを指摘。取材に協力した女性アナは、大多氏から「女性アナウンサーは上質なキャバ嬢だ。ホステスで売れるアナウンサーが良いアナウンサー」と言われたことが、「忘れられない」と話した。
この一件について、大多氏は「記憶にない」としながらも、「言葉の選び方が悪いということですね」「そんな風には思っていないですし」などと苦しい回答をしたが…。
こうした会合を繰り返していた幹部2人。だが、港氏が社長に、大多氏が専務に昇進したことを踏まえ、番組では「(第三者委に)ハラスメントに寛容とされた企業体質の中で、フジテレビはAさんの人権侵害事案に適切に対応できなかった」とまとめ上げた。
文:BEST T!MES編集部