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大村純忠の“ノープロブレム”

季節と時節でつづる戦国おりおり 第242回

 舛添都知事、辞職。2年5カ月前の就任時には金銭問題について「(自分は)何ら問題ない」とコメントし、公私混同騒動が起こった当初も「まったく問題は無い」と答えていた同氏でしたが、最後は「違法性は無いが不適当である」金銭問題について充分な情報公開と説明から逃げ続けた事が身を滅ぼしました。

 

 今から429年前の天正15年5月18日(現在の暦で1587年6月23日)、肥前国(現在の長崎県大部分と佐賀県)大村領主・大村純忠死去。

 キリシタン大名で永禄11年(一五六八)長崎に教会堂を建てさせ、元亀1年(1570)にはポルトガル船に長崎浦を提供した人物。

「(自分の宗教政策には)何ら問題は無い」と狂信的に言い遺して没した純忠。前都知事は果たして今も「何ら問題は無かった」と考えていらっしゃるのでしょうか。

 

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橋場 日月

はしば あきら

はしば・あきら/大阪府出身。古文書などの史料を駆使した独自のアプローチで、新たな史観を浮き彫りにする研究家兼作家。主な著作に『新説桶狭間合戦』(学研)、『地形で読み解く「真田三代」最強の秘密』(朝日新書)、『大判ビジュアル図解 大迫力!写真と絵でわかる日本史』(西東社)など。


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