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蛭子能収「海外行くとなんかトラブル起きちゃいます」!?

蛭子能収さん30日毎日連載 Q9.映画にまでなった『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』。プライベートでも、旅行はされますか?

Q9.映画にまでなった『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(2016年2月公開)。プライベートでも、旅行はされますか?

スリとか罰金刑とか旅行先ではトラブル続きです

 

 

  最近はあんまり行けてないですけど、好きですよ。だいたいグループで行くことが多かったですね。だいたいギャンブルできるところですけど(笑)。
   いちばん最初に行ったのがマカオと香港。それで初めてカジノに行ったんだけど、持ってるお金を全部スリにすられちゃって。
   のんびりしてる日本人だってバレちゃったんだろうね。それでもう全然ギャンブル出来なかった。

    ラスベガスも行ったことありますよ。これ言うとみんなから怒られるんですけど、麻雀で捕まったことがありまして、それで3ヶ月謹慎することになって。それでその間にラスベガスへ(笑)。
    いちおう家族旅行だったんですけどね、こういう時じゃないと家族で過ごせないしって。家族孝行なんだけど、自分はギャンブルに行くっていう。

    あとオーストラリアがすごく好きになって。最初は『裸足の1500マイル』っていう映画が気になって、それで見に行って。それからオーストラリアはほとんどの街に行きましたね。どの街もカジノがあるんですよ。
    自然とカジノと、あとアボリジニに興味あるんで、そういう話とか聞くのも楽しくって。

   ただオーストラリアで一度捕まったことあるんですよ!
   持ち込んではいけないものを持ち込んでしまって‥それが弁当なんです。
   日本テレビでもらった弁当を飛行機で食おうと思ったら、機内食が美味しかったので、そのまま弁当を食べないままで空港に降りて税関を通ったんですよ。
   そしたら税関の人から「ぶら下げているのは何だ」と言われて、「これは弁当です」「ちょっと見せて」って弁当を見せたら、鶏肉が入っていたんですよ。鶏弁当だったんですよ。そしたら「これはだめだ」と言って。
   そこで「あなたは捕まった」ということで、裁判を受けたんですよ。オーストラリアで。そしたら俺が帰る日の午前中にその裁判があって。それで裁判所で裁判を受けたら罰金刑で現金24万円(笑)。
   麻薬とかならまだしも、弁当でこれはきついですよね。海外行くとなんかトラブル起きちゃいますね。だから旅行番組に向いてるんですかね(笑)。

明日の第十回の質問は「『任侠野朗』について?」です。

 

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蛭子 能収

えびす よしかず

1947年10月21日生まれ。長崎県出身。漫画家、俳優、タレント。



長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。



主な著作に『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語』(角川新書)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)『ヘタウマな愛』(新潮文庫)などがある。



主演映画『任侠野郎』は2016年6月4日より全国順次公開。“4月よりニュース番『AbemaPrime』木曜レギュラーとしてスポーツコーナーを担当。


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