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赤ワイン初心者必見!自分に合ったブドウ品種が10秒で分かる!

レストランやバーでかっこよくオーダーできること間違いなし!

年齢を重ねるにつれ、接待や飲み会、デートなどでワインを飲む機会も増えてきます。でも、「正直、ワインは奥が深くて難しそう。そもそも、ブドウ品種の違いが分からないし、自分がどんな品種が好きなのかもよく分かっていない」という人は多いのではないでしょうか。そこで、自分に合ったブドウ品種が分かる診断チャートをご紹介!好みの品種さえ知っておけば、もうレストランでのオーダーに悩まない!

 

ソムリエの竹内香奈子さんは、著書『おうち飲みワインレッスン』で、独自の診断チャートを作成しています。まずは、「赤ワイン編」として、以下のチャートをやってみましょう。

©竹内香奈子/『おうち飲みワインレッスン』

 

いかがでしたでしょうか?

A~Eのブドウ品種について、竹内さんの詳しい解説を見てみましょう。

 

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赤ワインの味を表すおもなキーワードは、「渋み」「酸味」「重さ」「香り」

最初の質問ではまず、渋いものと渋くないものの2つに大別。その先は、酸味があるものと酸味がないもの、さらに、スパイシーなものとそうでないもので分けました。いずれも、赤のブドウ品種として代表的なものを挙げています。ちなみに、ブドウ品種は、「巨峰」や「マスカット」といった違いだと考えてもらえたら分かりやすいと思います。

 

Aは、渋みが少なく、酸味があるのが特徴のピノ・ノワールとガメイ。軽いワインをライトボディと言いますが、こちらがその代表格です。

 

Bは、酸味が少なく、まろやかで濃厚なのが特徴のメルロー。こちらは重さが中くらいのミディアムボディです。

 

Cは、渋みもあり酸味もあるけど、果実味がたっぷりあるのでまろやかでコクがあり、ほのかにスパイシーな香りがするのがテンプラニーリョ。こちらもミディアムボディです。

 

Dは、胡椒を嗅いだときのようなスパイシーな香りが特徴のシラー。こちらは重いフルボディです。

 

Eは、渋くてしっかりとした重みのあるカベルネ・ソーヴィニヨン。こちらもフルボディで、この中でも一番重く、長期熟成向き。世界各国で栽培されており、赤ワインの中で最も代表的な品種です。

 

<『おうち飲みワインレッスン』より抜粋>

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ぜひレストランやバーに行った際には試してみてくださいね。好みのワインから新しい世界が開けるかも?

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竹内 香奈子

たけうち かなこ

ソムリエ/ワインショップ「mista」店長。所属事務所パールダッシュ。

 

短大卒業後、ワインを独学で学び、2010年に日本ソムリエ協会「ソムリエ」の資格を取得。現在、大阪心斎橋のワインショップ「mista」の店長を務めながら、自身の経験や知識を元にワインを中心としたライフスタイルの提案を行っている。

 

◇オフィシャルブログ「竹内香奈子のお家飲みワインのススメ

 

◇「mistaワインセレクトショップ

 

◇ワイン酒屋mista 大阪府大阪市中央区東心斎橋2-5-27 ☎06-6211-3923 営業時間:16時~22時 休日:土、日、祝日

 

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  • 竹内 香奈子
  • 2014.03.21