今回の重賞予想は3月15日(日)に行われる【報知杯フィリーズレビュー 阪神 芝 1400m 】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?

■競馬場、WINS閉鎖によって馬券で儲けるのが困難に⁉

 

 厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【報知杯フィリーズレビュー】的中に向けてのヒントをもらった。


 皆さん、こんにちは。征木由基人です。

 今年になってから新型コロナしか話題はなかったんじゃないか? そうとしか思えないくらい街中では新型コロナの話題で溢れかえっている。そして国民の関心ごとはオリンピックが開催されるか否か。IOCはWHOの判断に丸投げ。日本で頑張っているのがオリンピック組織委員長M氏とK都知事という昭和のスターという構図を見ても、国内の世論ですら開催に反対の風が吹いてきておりどうなることやら……。

 閑話休題、無観客になってからの競馬はとにかく馬券で儲けるのが難しくなっている。これは関係者の間でも言われているところで、ネットで馬券を買う人間の判断力、予想力が優秀すぎて人気薄が絡んだと思ってもまったくオッズにウマみがないのだ。

 当たり前の話だが、JRAの馬券はどこの競馬場、WINSで買っても同じオッズが反映される。よって、各競馬場やWINSごとに馬券の売り上げと換金した金額の比率はバラバラ。有名な話では、競馬場全場の中では福島競馬場で売れた馬券が一番高い回収率を示しており『福島県民は研究熱心でギャンブルに強い』というイメージを持っている競馬マスコミは少なくない。

 しかし、今や馬券力の高い人間といえば、データを駆使して勝負ができるネット投票派。控除率を抜いた的中馬券の払戻し金の大半はネット派に奪い取られているという事実が、今回の競馬場、WINS閉鎖によって如実に表れてしまったのだ。

 馬券がヘタな奴ほど現地に赴く。なんとも悲しい話だが、ネットを使えない競馬を愛する老人たちの微々たるお金が、若者たちに吸い上げられていると思うと……。ダメだ、これ以上は考えないようにしよう。

 そんな状況でも競馬は毎週やってくる。今週の予想は通常であれば、昨年の皐月賞馬で有馬記念2着のサートゥルナーリアが出走する金鯱賞を対象にしたいところだが、まぁ堅いと思って間違いない。左回りに不安が……というネガティブな情報で評価を下げる予想家もいるかもしれない。東京競馬場だったとはいえ左回りは【0・0・0・2】と、たしかに馬券には絡んでいない。1番人気のダービーは4着、2番人気の天皇賞(秋)は6着と人気以下の着順に終わっただけに言いたいことはわかるが、今回のレースに限ってはムダな思考としか言いようがない。

 ハッキリ言ってダービーで4着、これだけ走ることができればこのメンバーなら圧勝するだろう。苦手な条件だろうが、ここはサートゥルナーリアに逆らう気はない。予想を出すのが嫌になるくらい堅いレースと言えるだろう。

 であれば狙いはフィリーズレビューだ。毎年大荒れする、穴党競馬ファンだけが喜ぶ重賞だ。注目は前走の阪神JFで5着だった⑦ヤマカツマーメイド。先週行われたチューリップ賞でも着順こそ入れ替わったものの阪神JF組の1~3着馬で上位を独占。昨年の牝馬勢力図をそのまま反映して年を越したとなると、同馬の能力は相当高く、逆に桜花賞本番ではチャンスが少ないことも理解しているだろうから、ここが目いっぱいの勝負となる。 

 穴で注目したいのは④メルテッドハニー。1600mのクイーンCで先行して13着。1200mのマーガレットSでは差して2着。この2つのレースの中間距離となる今回、脚を溜め、差しに徹することができるかどうかが鍵だが、昨年のように低レベルな一戦なら狙うのは内からの出し抜けを企む内枠馬。出馬表を見る限り、そのタイプに該当するのは同馬と判断した。
 


<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想  >

【報知杯フィリーズレビュー】
◎⑦ヤマカツマーメイド
○ ⑪ケープコッド
▲④メルテッドハニー
△①カリオストロ
△③フェアレストアイル
△⑤エーポス
△⑮マテンロウディーバ

3連単フォーメーション
⑦ ⇔ ① ③ ④ ⑤ ⑪ ⑮ ⇒ ① ③ ④ ⑤ ⑪ ⑮​