今回は、2024年から10000円札の新顔となる、渋沢栄一を四柱推命鑑定する。鑑定の結果、何でもできるバランス人間である一方、ナイーブで浮気性な一面もあることが明らかになった。

渋沢栄一(しぶさわえいいち)
生年月日: 天保11年2月13日(1840年3月16日)
 

渋沢栄一命式表

 渋沢栄一の生年月日から命式表を割り出すと上記のようになる。この中で、性格を表す、通変星・蔵干通編星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。

渋沢栄一性格

知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手

行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる

人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。

自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。

遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。

これらを見ながら、栄一の特徴を考察していく。

渋沢栄一(1840〜1931) 国立国会図書館蔵

〇知性、行動力、人脈、自立心、遊び心を全て備えたバランス人間!
 通変星は、上記に示したように、知性、行動力、人脈、自立心、遊び心の5つの星からなるが、栄一は、この全ての星を持っている。つまり、バランスが取れており、一人で何でもできるスーパーマンである。これは非常に珍しい。これまで数々の歴史上の人物を鑑定してきたが、恐らく今回が初めてだと思う。歴史上に名を残す人物は、どこか1つの能力に特化している場合が多く、性格のバランスが悪い場合も多い。例えば、モーツァルトは70%が人脈、スレイマン1世は70%が自立心という具合だ。
 官僚のイメージが強い栄一だが、実はもともと尊皇派の志士だった。江戸で尊王攘夷派の志士と親交を持ち、高崎城乗っ取りを計画したこともあるという。しかし、一橋家の用人の勧めで、一橋慶喜(徳川慶喜)に仕えることになり、慶喜が15代将軍になるとともに、幕臣となった。かつてあれほど憎んでいた幕府の家臣となるとは…。性格のバランスがよく何でも卒なくこなせることから、その能力が買われ、あれよあれよという間に幕臣になってしまったのだろうか。そのまま明治政府では官僚となり、その後、実業家となった。

〇組織の王様で社長向き!「劫財」+「帝旺」を持っている!
 栄一は、仕事や結婚を表すといわれる最も大切な場所、日柱に「劫財」と「帝旺」を持っている。この組み合わせは、組織の王様を表し、組織を束ねるのに向いている。つまり強力なリーダーシップを持っていたということだ。これは非常に納得がいくだろう。栄一は、官僚を辞職後、実業家へと転身し、500もの会社の設立に携わっている。それも、現代にその名を轟かせる大企業ばかりである。例えば、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)、東京海上保険会社(現在の東京海上日動)、大阪紡績(現在の東洋紡績)、抄紙会社(現在の王子製紙)…等々、金融、保険、製紙と業界も幅広い。これは一重に、栄一のリーダーシップ所以だろう。例えば、徳川吉宗や安部総理も、同じ組み合わせを日柱に持っている。