■子宮筋腫も子宮内膜症も、生理痛と同じ線上にある

 子宮筋腫、子宮内膜症、チョコレート嚢胞などの子宮や卵巣の疾患は、その多くは「冷え」が原因で始まります。同じく生理痛の原因もほぼ「冷え」です。つまりこれらの疾患と生理痛は同じ線上にあるということ。生理痛がある人はこれらの疾患に歩み寄りつつあって、しかもその道のりは平らで歩みやすい。

 私はレッスンで生徒さんたちの生理の様子を必ず聞きます。その人の生理を知ることが、その人の女性機能、ひいては健康状態の良し悪しを知ることになるからです。ところが思いのほか子宮筋腫、子宮内膜症などをお持ちの人が実に多い。かといって婦人科に行けばピルやその他の薬が出て終わりで、先生によっては簡単に子宮の摘出を勧めるようです。先生にとっては大勢の患者のうちの一つの子宮であっても、私たちにとっては大事な唯一無二の子宮です。他の臓器と違い子宮の摘出は、女性でなくなってしまうという心の傷まで深く負うもの。だからそうならないためにも、予防のため、症状を少しでも改善するため、今の自分にできることをがんばって欲しい。女性である自分の心と体を、本当に大事にして欲しいのです。

 大事なことなので何度でも書きます。生理をいつでも観察し、そしてその生理を必ず良くしてください。生理が私たち女子の体をみるバロメーターです。まずやるべきことは、骨盤を柔らかくすること(第3回の「骨盤リセット」)と、お腹の中を温かくすること(「骨盤リセット」と手っ取り早いのは腹筋運動)です。まずこの2つをがんばると、高い確率で生理が良くなります。ぜひ実践してくださいね。良い生理とは、PMS(月経前症候群)や生理痛がない、周期は28日前後、理想生理日数は4日、経血の色は赤色、塊がない、経血をスッキリ出し切れた感があることです。生理を良くする取り組みは、子宮卵巣の疾患の症状を改善する取り組みとほぼ同じですよ。

 自分の女性としての体を大事にせずに、女性として幸せになりたいと願っても無理です。まずは自分をどれだけ慈しみ愛し、幸せにできるか。これまで怠ってきたのなら、ここから挽回していきましょう。花はきちんとお世話をしてあげれば必ず咲くように、私たちの体や心もそれに応えて咲かせてくれます。今の自分にできることから始めましょう。そして自分を諦めないこと。亀の歩みでも前に進んでいく。そして今日も健やかに、若々しく美しく。