今回の重賞予想は2月2日(日)に行われる【根岸ステークス 東京 ダート1400m 】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?

■コパノキッキングの能力の高さは認めるが…

 
 厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【根岸ステークス】的中に向けてのヒントをもらった。

 皆さん、こんにちは。征木由基人です。
 今週から東京開催になり、競馬熱もヒートアップ……と言いたいところですが、競馬業界(予想家業)としては1年で1番のシーズンオフ。とはいえ、春のクラシックシーズンに向けて、資金を増やしておかなければなりません。

 今週の根岸Sも、そういった観点から穴馬を積極的に狙っていこうと思います。

 まず、注目はコパノキッキングの取捨でしょう。昨年のレースと同じく鞍上にはマーフィー騎手を迎え、懸念材料となる58キロも、前走のカペラSで快勝しており克服済みです。

 ここで話は少し逸れますが、カペラSで騎乗した藤田菜七子騎手について。JRAの女性騎手として歴代最多勝利、その愛くるしいルックスも相まって、各メディアに引っ張りだこの彼女。騎乗しているレースを1日追いかけていても、けっしてアイドル人気だけではなく、しっかりと結果を出してくれる騎手であり、馬の能力を引き出しているように思います。

 そんな彼女でも、苦手としている条件はあります。それが長距離戦。2000mまでのレースでは穴馬を馬券圏内に持ってくるケースも目立ちますが、2100mではガクンと成績が落ちます

 このように、どんな騎手でも環境が整わないと好結果が出にくいものです。そのことを考えると、自身の身体に極限まで重りを加えて58キロで乗ったカペラSは、騎手として最悪の環境だったに違いありません。それでも勝てたのは、とにかくコパノキッキングの能力がズバ抜けていたからでしょう。

 ですのでコパノキッキング本命……と言いたいところですが、これでは穴予想の看板を掲げている意味がありません。今回このコラムで伝えたいのは、馬券の相手からはコパノキッキングを外してはいけない、という点でしょう。

 であれば、馬券的妙味があるのはいったいどの馬でしょうか。

 そこでピックアップしたいのが、直近2走で58キロという斤量を背負い続けていながら、今回は56キロで出走できるスマートアヴァロン。レース間隔が短く、使い詰めが嫌われて人気は落ちることが予想されますが近走成績から年齢による衰えはまったく感じさせません。ここでも恐らく上位人気に支持されるであろうミッキーワイルドとは、昨年の11月にハナ差という競馬をしています。

 そのレースではミッキーワイルドより1キロ多い負担重量を背負っていましたが今回は同斤量になります。人気も加味してスマートアヴァロンからの馬券購入をオススメします。

 次に狙いたい馬がワンダーリーゲル。昨年の武蔵野Sの勝ち馬でありますがそのレースで私は完全に買い目から外してしまいました(汗)。

 というのも、そのときは同馬を完全な1400m巧者として読んでいたからです。結果はマイル戦で見事なまでの快勝です。とはいえ、これを1400mではなく年齢を重ねてマイル巧者になったからだ…という見立てには無理があり過ぎます。
 本来1400mを得意としている馬が完成されてマイルにも適応できたと考えるのが自然でしょう。その後のレースでは1800mのGIしか使われていないため、現段階では答えは誰も出せませんが、今回はその武蔵野S以上のパフォーマンスを見せても、何ら不思議ではありません。

 コパノキッキングが、ここでも期待に応えてあっさり勝つかもしれませんが、あくまでベストの距離は藤田菜七子騎手の苦しさを完璧にフォローできた中山1200mだと考えます。鞍上が相性の良いマーフィー騎手になったとはいえ、前走を超えることは厳しいと判断します。

 それならば、斤量減でパフォーマンスが上昇するスマートアヴァロンと、ベストの距離でもある東京1400mなら、重賞を勝った時以上の走りを見せる可能性があるワンダーリーゲルを狙いたいと思います。


<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想  >

【根岸ステークス】
◎スマートアヴァロン
〇ワンダーリーデル
▲コパノキッキング

△ミッキーワイルド
△テーオージーニアス
△カフジテイク
△ダノンフェイス

3連単1頭軸マルチ
⑦⇒① ③ ④ ⑤ ⑨ ⑮