■出生日が2説ある偉大な作曲家のホントの性格、曲のイメージからどっちに近い?

 歴史上の人物に迫るには様々なアプローチがあるが、ここでは四柱推命(しちゅうすいめい)という手法を用いて、歴史上の人物がどんな性格であり、なぜ成功したのか(失敗したのか)を読み解く。※四柱推命と用語の説明はページの最後をご覧ください。

 今回は、「楽聖(音楽の聖人)」と呼ばれ、新しい時代を切り開いた大作曲家、ベートーヴェンを四柱推命鑑定する。

 しかし、ベートーヴェンの生年月日は、1770年12月16日とする説と、12月17日とする説がある。ベートーヴェンに関する誕生日の記録はなく、17日に教会で洗礼を受けたことのみ伝わる。そこで、今回は資料が語るベートーヴェンの性格と音楽性を頼りに、四柱推命によりベートーヴェンの生年月日を明らかにしたいと思う。

ベートーヴェンの旧邸は現在レストラン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827年)
生年月日: 1770年12月16日か12月17日

■1770年12月16日に生まれたベートーヴェン

 上記の命式表より、通変星、蔵干通変星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。

知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手

行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる

人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。

自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。

遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。

 

【人物メモ】

〇40%が「人脈」で占められている。コミュニケーション能力が高く人当たりがいい。断れない性格で気遣い屋さんだったと想像される。また女性が大好きで、恋多き人生を送ったと考えられる。

〇「自立心」が30%と高いが、「劫財(ごうざい)」を持っていることから社交性が高く人を使うのが上手だったことが予想される。

〇行動力を20%持っているが、これは命式表で言うと「偏官(へんかん)」に由来する。攻撃的、行動的で野性的な星。

〇「知性」が10%だが、命式表では「偏印(へんいん)」に由来する。企画力、ひらめき力がある。変わり者で好奇心旺盛。海外に縁を持つ。

〇「遊び心」の星を持っていない。そのため、ストイックな性格だったことが予想される。

〇命式表の一番大事な部分、月柱に「劫財」+「帝旺(ていおう)」の組み合わせを持っている。これは「組織の王様」という意味を持つが、人をまとめるリーダーシップを持っており企業の社長に向いている。

〇十二運星の「帝旺(ていおう)」は王様という意味を持ち、統率力があり組織のトップに立つ。自分の思い通りにしたいというわがままな面を持つので、人を納得させる実力を持つ必要がある。

〇十二運星に「病(びょう)」を2つ持っているが、これは芸術の星。精神的な世界が好きで、芸術性が高い。

ベートーヴェンの旧邸の庭でワインも飲めます