◆仲介マンが教える確認ポイント

 これから家を買おうと考えている人の中には、新築ではなく中古物件を検討されている方も多いと思います。
 今日は仲介の目線から見た「今までにお客様に指摘されて面倒だったけど、言われてみれば確かに気になるよね」という点と、「ここは抑えておいた方が良い」というツボをお伝えしていこうと思います。

中古物件は「確認」さえすれば、悪い選択ではありません。
 

【中古マンション編】
|01|ランニングコスト

 一口に中古マンションと言っても「これ、いつ建築されたの?」という旧耐震から、築浅物件まで様々です。「コンクリート住宅は100年持つ」なんて言われてもいますが、いずれ訪れるのは建替問題。お金が大切になってきます。
 もちろん日々のメンテナンスにもお金がかかり、それらは居住者から集めた修繕積立金から支払われます。

 しかし、私の元には以下のような相談が来ているのが実情です。

『次の総会で修繕積立金と管理費の合計が5万円を超えてしまう…』
『修繕一時金(お金が足りない場合の追加)の徴収がある…』

 マンションの管理状況とお金は密接に関係した深刻な問題です。
 ですので、築年数に関わらず「修繕積立金」など、物件の管理状態は必ず確認するようにしましょう。
 都内のコンパクトマンションなどは確かに駅に近く利便性が良いかもしれません。ですが、コンパクトな分「総戸数が少ない=修繕費が貯まりにくい=値上げの可能性がある」というケースも多いのです。

 購入後、すぐに「修繕積立金の値上げ」なんてことに遭遇しないよう、担当に「重要事項調査報告書」を見せてもらうようにしましょう。

 

|02|売却理由

 「なぜ、前オーナーはその部屋を売ったのか?」
 デリケートな内容になることも多いですが、ここは担当に確認した方が良いです。
 転勤なのか、はたまた隣接住戸にCRAZYな人がいたのか? 離婚なのか、それとも単純な住み替えなのか、まさかの債務整理なのか?

 この部分に関しては、マンションに関わらずどんな物件を買う際にもチェックした方が良いですね。あくまで私の経験則ですが、100世帯ある新築マンションであれば、分譲後1年以内に離婚を理由に売却される世帯が2組ほどいるように感じています。

 

|03|リフォーム履歴

 築年数により手を加える箇所は様々ですが、物件担当者に聞けばリフォーム履歴を出してくれます。
 そして、その際に重要なのは室内引き込みの給排水管を交換しているかどうかです。特に古いマンションですと、配管が傷んでいて、住み始めてすぐに漏水、なんてことはよくある話ですからね。

 自分でリフォームを行う予定の方であれば、希望の商品を入れることが出来るか、間取り変更は何処まで可能なのかなども併せて確認しておくと良いですね。

 他にも確認したいポイントはありますが、まず上記についてはしっかりチェックしていくのが良いと思います。

 では、次は「戸建」について見ていきましょう。

 

 

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