スペシャルな時間を過ごすためにディズニーリゾートにいく人もいると思います。ディズニーは何度いっても新たな発見や意外な楽しみ方があることが魅力のひとつ。そこでディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』から、今回は「タワー・オブ・テラー」の主人公ハイタワー三世にまつわるトリビアを紹介します。(『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』著/みっこ より引用)

■タワー・オブ・テラー周辺に刻まれたハイタワー三世の「性格」

 人気のアトラクション「タワー・オブ・テラー」。アトラクションのスリルや楽しさももちろんですが、その物語も非常に興味深いものがあります。

 主人公であるハイタワー三世はコレクターで、世界各国の様々なものを集めていました。金や権力を使い、時には強奪を繰り返しながら貴重な品々を収集していました。

 アトラクションの舞台であるホテルハイタワーには、彼の生き様を示す言葉が刻まれている部分が数多くあります。

 

【ハイタワー三世の生き様を示す言葉】

The Taller We Stand The Nearer the Stars
– Harrison Hightower A.D. 1889
(高くなればなるほど星に近づく事ができる)

 建物前、ファストパス列の入口右脇に刻まれた碑文。現状に満足せず、さらに高みを求めていくハイタワー三世らしい言葉。その「飽くなき向上心」が寿命を縮める結果となった。

 

MUNDUS MEA OSTREA EST
(世界は私の牡蠣のようなもの)

 建物正面、入口の上にある紋章に刻まれたラテン語。「固く閉ざされた貝でも、こじ開けて自分のものにする」という意味。入手困難な品でも無理矢理手に入れようとする、ハイタワー三世の性格がよく表れている。

 

THE WORLD IS MINE OYSTER WHICH I WITH SWORD WILL OPEN.
 (世界は私の牡蠣。これを私の剣で開いてみせよう)

  建物の入口上部、ステンドグラスに書かれている。前述の紋章と同様、地球儀の上に立つ彼の姿を描いたこの絵には、昼夜を問わず、世界を自分の支配下に収めるというような強欲な精神が表現されている。

 

Draconi Dissoluti Perniciem Meritant
(自堕落なドラゴンは破滅する)

 ハイタワー三世の記者会見の様子を聞き、その後に開く扉に、「ハイタワー三世がドラゴンを串刺しにする」絵とともに書かれている言葉。強さの象徴ともいえるドラゴンをも支配下に置くような、彼の意志が伝わる。

 彼のキャラクターを知ると、謎の失踪を遂げたという物語がより興味深いものになるかもしれません。

 

■ランドにある星条旗は それぞれ星の数が違う

 パークの中にあるたくさんの「旗」には、意味を持つものも多くあります。

 ワールドバザール周辺やウエスタンランド等、元々アメリカが舞台になっているエリアが多いディズニーランドでは、パーク内のあちこちで「アメリカ国旗」を見かけます。

 アメリカ国旗といえば「星条旗」。その名のとおり、星が数多く描かれている国旗です。

 パーク内で見かけるこの国旗、一見どれも同じに見えますが、よく見ると描かれている星の数がそれぞれ違っています。

 
 ご存じのとおり、星の数が表しているのはアメリカ合衆国の「州」の数。長い歴史の中で、その数は徐々に増えていきました。

 単純に数が少ないほど歴史が古いという事です。

 こうして細かな時代背景等がわかるのも面白いですね。なお、ワールドバザール上部には星が描かれていない星条旗もあります。

 この他にもパーク内にはまだ多くの星条旗があります。風がある時でないとなかなか気が付かないかもしれませんが、ぜひ星の数を数えてみてくださいね。