十数年、年間パスポートで東京ディズニーリゾートに通うディズニーリゾートの達人・みっこ氏の最新作『ディズニーがもっと楽しくなる 魔法のトリビア』。知る人ぞ知るトリビアが100以上紹介されているが、それでも入りきらなかった未収録なネタをこちらで掲載していきます。まだまだ僕らには知らないことだらけのディズニーの世界。
 

【 落下する時も「水の上を落ちている訳」ではない】

 急降下で滝壺に落下するスプラッシュ・マウンテン。先に述べた様に、実際は水の中に落ちている訳ではありません。

 そして更にもう一つ、最上部からライドが落下する時、この時水路を滑り落ちている様に感じますが、これも水の上を落ちている訳ではないのです。
そんなはずは…!と思われるかもしれませんが、実はこの落下する時は、水路を落ちているのではなく、ジェットコースターの様にレールの上を落下しているのです。

 ただ、これはアトラクション周辺では確認しにくく、少し離れた位置から落下する場所を斜めに見てみないと確認できません。

 しかしながらそれをそう感じさせない演出がディズニーらしさと言った所ですね。

 

【「左側の絵を撃つと、強盗団に襲われた絵に変わる」】

 西部開拓時代のアメリカで腕試し!この時代に実際に使われていた「ウィンチェスターライフル」という銃を使って、射撃が楽しめる同アトラクション。

 ウエスタンランド・シューティングギャラリーには…

 元々は一発づつしか装填できなかった銃なので、それも忠実に再現されている形になっています。

 酒場を舞台に射撃が楽しめるこの場所。的のひとつにもなっている、左側にある「絵」にご注目。望遠レンズ等で確認しないと、まずわかりませんが、的を撃つ前、この絵に描かれているのは向かって左から「JAIL(留置場)」、「SHOOT OUT SALOON(この酒場)」、「BANK(銀行)」の建物。

 そしてこの的に弾が当たると変わる絵。ほんの数秒程度で、目視で確認するのは相当困難なのですが、よく見てみると…?

 なんと、留置場からは囚人が次々逃げ出し、酒場は荒らされて勝手に酒が飲まれ、銀行は強盗に襲われて金を強奪される…と言う衝撃の光景に変わるのです。この酒場はどうやらその後のちょっと切ない光景の様ですね。

 

【強盗団に襲われてやる気が無くなった保安官?】

 こちらのアトラクションの左側、ここには年老いた保安官がロッキングチェアに揺られながら居眠りをしています。前述のとおり、強盗団に襲われてしまったこの酒場。

 この保安官、良く見ると、彼の後ろの壁には「鍵」がかけられています。ここには「Jail Keys(留置所の鍵)」と書かれています。入り口の近くに無造作に置かれた鍵。先程の脱走された留置所の絵を見ると、この鍵であけられてしまったのかもしれませんね。

 そんなこの酒場ですが、左側には出入り口があります。その近くにはガラスの裏側で反転していますが、「SHOOT OUT SALOON(シュートアウトサルーン)」と書かれています。

 ちなみにこの「SHOOT OUT」は「決闘」や「銃撃」の意味があります。縁起の悪い名前を付けてしまったからこんな目に合ってしまったのかも…?

 また、この酒場の中は周りの壁などをよく見ると、あちこちに「弾痕」があります。が、これはきっとここが襲われた時の銃撃の跡なのでしょう。
気持ちよさそうにうたたねしているように見える保安官ですが、荒らされて襲われて…で、どうやらあまりやる気が無いのかもしれません。

 また、こちらのシューティングギャラリーはディズニーランドの中では小規模で、目立つアトラクションではありませんが、細かなこだわりも隠れています。

 そんな中のひとつが、建物内部に貼られたポスター。中に入って右側には両替機がありますが、その近く貼られているのは「BUFFALO BILL WILD WEST」の文字が刻まれた女性の絵。

 この「BUFFALO BILL(バッファロービル)」は、アメリカ、西部開拓時代に実在した人物です。ガンマンであり、演劇等の興行主でもあった彼は、この時代の冒険を描いた「ワイルド・ウェスト・ショー」行っていたのですが、これはそのポスターです。