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なんと今年は女性もスピーチ!? バレンタイン粉砕デモの裏側に迫る

革命的非モテ同盟・結成10年 「デモは非モテを救うか!?」

見よ! 渋谷の街にともる希望の光を

さて、我々と志を同じくして下さる方々の中には日時の都合が合わなかったり、地理的な問題で渋谷まで足を運べなかったりといった事情でなかなかデモに参加できないという方もおられることでしょう。そこで最後に、そんな皆様でもバレンタインを粉砕できる手段をご紹介したいと思います。

 

それは、デパートの催事場などで行われているバレンタイン向けチョコレートフェアに非モテ同士で徒党を組んで押し寄せてやることです。実はこれ、革非同のメンバーも時々敢行するのですが、我々のような明らかに場違いな連中が売り場をうろつく事で催事場内の雰囲気がみるみる間に曇ってゆき、消費活動が落ち込んでゆく様子が手に取るようにわかる手軽にしてなかなか即効性の高い作戦です。

また、試食コーナーが設けてあれば必ず試食をしましょう。効果が倍増します。建前上は客である以上無碍に追い払うことも出来ず、我々が試食に勤しむ様子を引きつった顔でただただ見つめているだけの店員さんの姿を見れば効果の程を実感出来るはずです。

さらに、試食をしてみて本当に美味しいと思えるチョコレートがあれば大量に買い込んでしまうのも有効な手段でありましょう。リア充へのチョコレートの供給を物理的に遮断してしまうのです。思えばバレンタインデーというものは浅薄な連中が雰囲気にほだされて消費をしているだけの現象であり、そこにはチョコレートに対する本当の愛など存在していません。つまるところバレンタインデーとは我々非モテの尊厳のみならず、真にチョコレートを愛する人々からチョコレートを奪っているという意味で恐るべき二重の搾取構造を持っているわけです。

 

そのようなおぞましきバレンタインデーが万が一来年にゾンビのごとくよみがえって来たならば、ぜひともこれらの方法をお試しいただければと思います。
バレンタイン粉砕! イベントムードを破壊し尽くし、我々がチョコレートを買い尽くし、食い尽くす! そして非モテの尊厳とチョコレートへの愛を取り戻せ!
 

イク休議員にモノ申す!モテ格差を撤廃せよ!

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革命的非モテ同盟

かくめいてきひもてどうめい

「革命的非モテ同盟」とは、2006年10月某日、ある女性に告白したものの見事に振られた終身名誉書記長・古澤克大が傷心を抱いて帰宅した際、『共産党宣言』の一節が目に留まり、「非モテとは階級問題だ!」と豁然と悟りを開いた事によって設立された団体。

「恋愛資本主義粉砕」を理念の根本に据え、三大デモと銘打った12月のクリスマス粉砕デモ、2月のバレンタイン粉砕デモ、3月のホワイトデー粉砕デモを主たる活動としている。近年では海外のメディアからも取材を受け、またハロウィン等の新たなるリア充文化の粉砕も視野に入れるなど、その活動をより活発なものとしている。

 


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