『北斗の拳』18年ぶり新作アニメに期待 新スタッフ・キャスト、詳細は7月に
アニメ『北斗の拳』の完全新作『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』が27日、2026年に放送・配信されることが決まった。新作アニメは、映画『真救世主伝説 北斗の拳』第五部 ZERO ケンシロウ伝(2008年公開)以来、18年ぶり。
新スタッフ・キャストと最新の映像技術で原作の魅力を余すこと無く忠実に映像化していくという。
公開されたキービジュアル第1弾では、拳を握り指を鳴らしているケンシロウが描かれている。
今回の新作アニメは、原作漫画『北斗の拳』生誕40周年を記念したもの。
アメリカ・ロサンゼルスで行われる北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」の中で、ワーナーブラザースインダストリーパネル(ステージイベント)を7月6日(日本時間)に開催するが、漫画出版社コアミックスのアニメプロデューサー陣がアニメについて語るほか、ここで初解禁となるティザーPVやメインキャストの情報が公開される。
1984年にテレビアニメ版が放送され際、最高視聴率23.4%を記録。
今回の完全新作アニメ制作に、原作者・武論尊氏は「40年前の作品が再びアニメ作品として甦る。実は40年前、漫画とアニメは違うものと思い少し距離を置いていた。40年が経ち現在のアニメ技術、映像は飛躍的に進化している。その技術、映像が『北斗の拳』をどう料理するのか?しかも今回は原作を大事に描くことを基本にしているという。実に楽しみである。40年間皆さんに可愛がられた『北斗の拳』が新しいアニメ作品として現出する。皆さんと一緒に楽しみたいと思う」と熱く語っている。
また、作画の原哲夫氏は「新たなアニメ化をありがとうございます☆ 連載当時20代だった私は、『北斗の拳』が40周年を迎え完全新作のアニメというご褒美をいただける日が来るとは夢にも想っていませんでした。あれから幾星霜☆。今、声優のみなさんが登場人物たちの声に耳を傾けるように原作を読み込み、それぞれの演技をイメージしてくれていると聞き、嬉しく感じています。40年前、思いを込めて描いた絵が、原作への愛情あふれる製作スタッフのみなさんによって転生し、どう暴れだすのかとても楽しみです!!」と喜びのコメントを寄せている。
文:BEST T!MES編集部