■紅鮭缶で作る炊き込みごはん

 サバブームのおかげですっかり影が薄れてしまったサケ。しかしサケは偉いやつなのだ。数センチという小さな体で大海原に出て、何千キロという旅を経てから、生まれ故郷の川に帰ってくる。その帰還率はわずか3%というから、いかに厳しい旅なのか分かる。ふだん何気なく食べちゃってるサケ缶も、懸命に生き抜いた彼らの生命そのものなんであります。

 サケ缶はカラフトマス(ピンクサーモン)から造られるものがほとんどだが、中にはベニサケを使った高級品もある。カラフトマスよりもうまみが濃くて、身は鮮やかなオレンジ色をしている。あの色はアスタキサンチンという色素の一種で、βーカロテンやリコピンと同族。抗酸化作用(老化を防ぐ!)や美肌効果(シミ予防!)があるというから、中高年にはぜったい見逃せない話であります。そしてその成分を残さずいただくには、缶汁ごと使った炊き込みごはんが一番であります。

 
極洋 / 紅鮭水煮 参考価格800円前後(税込み) 

※RECIPE!!

①水200mlに缶汁、バター10gを合わせて1.5合の米を炊く。

②炊飯が終わったらサケの身を入れて混ぜる。フタをしてよく蒸らし、ネギと炒りごまを散らして缶成! 好みでしょう油を垂らしても美味