BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

路上から教室へ! えんぴつ1本を理由に学びを諦めるフィリピンの子どもたちの進級を後押し。―6月1日は「国際子どもの日」―

空腹のまま橋の下で眠る。学びたくても、鉛筆がない。ノートがない。それだけで、未来を諦めてしまう子どもたちがいます。あなたの応援が、子どもたちのかけがえのない未来につながります。


文房具を受け取り笑顔の子ども


6月1日は、世界中の子どもたちの幸せと健やかな成長を願う「国際子どもの日」です。一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む認定NPO法人アイキャン(愛知県名古屋市、代表理事 鈴木真帆。以下、アイキャン)は、その日クラウドファンディングを開始します。


コンビニの明かりを頼りに、路上で文字の練習をする子ども


■学ぶことを諦める子どもたち
路上生活をしている子どもたちは、稼いだお金で学用品を買うよりその日お腹を満たすことを優先せざるを得ません。そのため、義務教育の対象である小学生や中学生等であっても、制服や文房具、昼食代を負担できないという理由で、学ぶことを諦めてしまう子どもも数多くいます。そして、学校を卒業できないまま大人になり、安定した職業に就くことができず、貧困は次の世代へと連鎖していきます。

<路上の子どもの声>
僕は、家族を支えるために、路上で雑巾を売る仕事をしています。働いているときに、同じくらいの年の子たちが制服を着て学校に行く姿を見ると羨ましくなります。でも、僕は一生路上で働かないといけない、勉強するチャンスは僕には来ないと思っています。生きていくために、仕方ないです。
アロン君(仮名)9歳


信号待ちをしている車に物乞いをする子ども


■’モノ’に終わらず学びを後押しする活動
私たちアイキャンは、子どもたちの「学校に行きたい」「路上で生きる人生を変えたい」という気持ちに火を灯し、小さな一歩を積み重ねていけるよう、機会をつくり続けています。学用品の提供に留まらず、路上生活から抜け出した若者たちとの活動を通して「学ぶ意味」を子どもたちと一緒に考え、家族と話し合い、通学の不安を解きほぐし、復学手続きまで一貫して寄り添います。だからこそ、どんなに困難な状況にある子でも「学校に通いたい」「夢を追いたい」と本気で思えるようになっていきます。

<復学した子どもの声>
何年も学校に通えていなかったので、クラスでは僕だけ年上で体も大きいけれど、気にしていません。その違いが、勉強して夢を追い求めることの妨げにはならないと思うからです。今、僕は一生懸命”生きて”います。勉強を続けて卒業し、将来は路上の子どもたちを助けたいし、機械を発明する人になりたいです。
ダニエル君(仮名)10歳

児童養護施設で暮らし始め、復学して勉強に励む子ども


■ご寄付のお願い
私たちはこれまで、フィリピンで新年度を迎えるこの時期に、進学や進級を諦める子どもたちを数多く見てきました。路上の子どもたちを取り巻く環境を根本的に変えていけるよう取り組んでいくことも重要ですが、今目の前にいる子どもたちの「学び」を守りたいです。鉛筆1本、ノート1冊を理由に学びを諦める子どもたちを減らせるよう、どうかご協力ください。お預かりするご寄付は、学用品の購入及び路上教育実施のための費用、そして復学のための手続きサポートや親・学校・地域の人の理解を得る活動及びその運営に役立てさせていただきます。

【募集期間】 2025年6月1日(日)~7月31日(木)

■ご寄付の方法
1)クレジットカードでのご寄付
詳細は下記ページをご確認ください。
https://congrant.com/project/ican/12043

2)銀行振込によるご寄付                   
口座名:特定非営利活動法人アイキャン             
● 楽天銀行 支店番号:210 口座番号:7001258        
● 三菱UFJ銀行 名古屋駅前支店(221) 普通 2361021
● ゆうちょ銀行 00850-6-78233

*アイキャンは、名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」です。
そのため、アイキャンが発行する寄付金領収書を使用して確定申告を行うと、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。
税制優遇になる領収書の発行をご希望の方は、寄付金控除を受けられる方のご氏名・ご住所を団体までお知らせください。(メール: info@ican.or.jp )


満点の答案を手に笑顔


■認定NPO法人アイキャンとは
アイキャンは、一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む国際協力NGOです。フィリピンを訪れた一人の会社員が、子どもたちの置かれた状況を目の当たりにし、「何かできることがあるはず」と、友人と集めた5万円をもとにアイキャンを設立しました。「アイキャン(ICAN)」という名称には、「できることから始めよう」 という想いが込められており、「誰もがもてる力を発揮し、未来を切り拓くことができる社会」を目指して活動しています。
HP: https://ican.or.jp/
Twitter、Instagram:@ICAN_NGO
Facebook:https://www.facebook.com/ICAN.OR.JP

■「国際こどもの日」とは
 1925年、スイスのジュネーブで開かれた子どもの福祉世界会議で制定されました。その後1954年に国連総会で11月20日が「世界こどもの日」として制定されましたが、現在も40カ国以上が6月1日を「こどもの日」としています。

【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人アイキャン
(愛知県名古屋市東区代官町39-18 日本陶磁器センタービル 5F 中部リサイクル運動市民の会内)
TEL:052-253-7299(11~18時)※日月祝定休  MAIL: info@ican.or.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ