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【2025年1月実施】節電をするモチベーションは?節電意識と実際の節電アクションに関するアンケート調査

株式会社エネワンでんき(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤正人、以下エネワンでんき)は300人を対象に、「節電意識・節電行動に関するアンケート調査」を実施しました。

調査方法:インターネットリサーチ
調査対象人数:300名
調査実施期間:2025年1月



■日常的な節電意識の有無
電気料金の上昇や環境問題など、さまざまな理由で節電を意識する機会は多いでしょう。では、実際にどれくらいの割合の人が節電を意識し、行動を起こしているのでしょうか。


今回は、人々がどの程度節電に対する意識を持っているか、それによって行動にどのような影響が出ているかについて調査しました。まずは、節電意識を持っている人の割合について確認していきましょう。


Q1. 日常生活で節電を意識していますか?





日常生活で節電を意識するかについての質問では、「常に強く意識している」と回答した人が32%、「ある程度意識している」と回答した人が51%でした。このことから、8割以上の人が普段から節電を意識していることがわかります。


一方で、「時々意識することがある」(8%)や「あまり意識していない」(5%)と答えた人も一定数おり、節電への関心や意識の高さには個人差があることがうかがえます。また、「電気料金が高くなったときのみ意識する」(4%)という人も見られました。


Q2. 節電の必要性をどの程度感じていますか?





節電の必要性についての質問では、約9割の人が「非常に強く感じている」(40%)または「ある程度感じている」(49%)と回答しました。


燃料費の高騰や国内の電力供給不足によって、電気料金の上昇が取り沙汰されることも多いなか、電力使用に対する意識が高まっていることが背景にあるのかもしれません。


反対に、「あまり感じていない」や「まったく感じていない」と回答した人はそれぞれ1%と、非常に低い割合になりました。「どちらともいえない」と回答した人も9%にとどまり、全体的に見てもほとんどの人が節電の必要性を感じているといえるでしょう。



■節電行動について
次に、家庭で行なわれている節電行動や、節電行動における課題について質問しました。


Q3. 実際に行なっている節電行動はありますか?※複数回答



実際に行なっている節電行動についての質問で、最も多かった回答は「こまめに電気を消している」(35%)でした。手軽かつ確実な節電方法として、多くの家庭で意識的に取り組んでいることがうかがえます。

次いで、「エアコンの設定温度を調整している」(24%)、「待機電力を減らすよう心がけている」(17%)、「省エネ家電を使用している」(16%)といった回答も多く選択されています。「電力使用量の多い時間帯を避けて家電を使用している」と回答した人も4%いました。

一方、「特に何もしていない」と回答した人はわずか3%にとどまり、多くの人が何らかの形で節電に取り組んでいることがわかります。


Q4. 節電行動を実践するうえで最も難しいと感じることは何ですか?



この質問では、「快適さを維持すること」(37%)という回答が最も多い割合となりました。電力消費を抑える工夫と生活の快適さを両立させることは、多くの家庭で課題となっているようです。

例えば、エアコンの設定温度を控えめにすると、暑さや寒さが厳しい季節では快適さの維持が特に難しくなり、このジレンマが顕著になると考えられます。

次いで「習慣化すること」(33%)も多く挙げられており、一時的ではなく生活の一部として節電行動を続けていく難しさが表れています。「家族の協力を得ること」(14%)という回答もあり、家族全員で節電に取り組むことに課題を感じている人もいるようです。


また、「効果を実感すること」(11%)という回答からは、自分の行動が本当に節電につながっているか見えづらいと感じている人がいることがわかります。節電行動のモチベーションを保つには、電気料金が減少するなどの目に見える効果が重要なのかもしれません。


■節電に関する情報収集や情報交換
次に、節電に関する情報の入手先などについて質問しました。


Q5. 節電に関する情報をどこから得ていますか?※複数回答





節電に関する情報は、「テレビやラジオ」から得ている人が33%、次いで「インターネット」が29%となりました。

特に、テレビやラジオは即時性のあるニュースや特集を通じて、多くの人々に節電の情報を届ける役割を果たしているようです。一方で、インターネットは自分のペースで情報を調べられる利便性が支持されていると考えられます。

そのほか、「新聞や雑誌」(10%)や「電力会社からの情報」(12%)を情報源として利用している人も一定数いました。なお、「家族や友人からの口コミ」(4%)という回答は少数派で、日常会話のなかで節電の情報を得る機会がある人はそれほど多くなさそうです。


Q6. 家族間で節電について話し合うことはありますか?



この質問では、「時々話し合う」と回答した人が30%で最も多くなりました。「よく話し合う」(9%)、「電気料金が高くなったときのみ話し合う」(16%)を合わせると、全体の約5割の人が家族間で節電について一定のコミュニケーションを取っていることがわかります。電気料金の変化が節電に関する話題を生むきっかけになっている家庭も少なくないようです。


一方で、全体の約4分の1となる人が「あまり話し合わない」(21%)や「まったく話し合わない」(6%)と回答していることがわかりました。また、19%の人が「特に何もしていない」と回答しており、節電の必要性と話し合いなどの行動が必ずしも結びついていない現状も見えてきます。



■節電に対する意欲や節電意識の変化
ここからは、節電に対する意欲や意識の高さを保つにあたり、どのようなことが影響しているかについて調べました。


Q7. 節電の効果を実感したことはありますか?



節電の効果については、「ある程度実感している」と回答した人が33%と最も多く、「大いに実感している」と回答した5%を加えると、約4割の人が節電の効果を実感していることがわかりました。

一方で、「あまり実感していない」と回答した人が22%、「まったく実感していない」と回答した人が6%となっており、3割弱の人は節電の効果をあまり感じられていないようです。

「どちらともいえない」(26%)を合わせると消極的な回答をした人の割合は半数を超え、節電の効果を実感している人は、全体の過半数を下回る結果になりました。「節電行動が必ずしも結果に結びついていない」または「期待ほど効果が得られていない」と感じている家庭も多いと考えられます。


Q8. 節電行動を継続するモチベーションは何ですか?※複数回答




節電行動を継続するおもなモチベーションとしては、「電気料金の削減」を挙げる人が56%と過半数を超えました。電気料金の上昇が家計に大きな影響を与えている現状において、目に見える経済的なメリットが節電行動の原動力となっていると考えられます。


そのあとは「環境保護への貢献」(15%)が続き、個人の環境意識が高まりつつある様子も見られます。また、「家族や周囲からの評価」(5%)や「自己満足感」(10%)など、他者との関係性や個人の満足感が動機となっている回答も一定数見られました。

一方で、「特に何もしていない」という回答も8%あり、行動を起こすきっかけや目標がない層も存在します。

Q9. 電気料金の変動は節電意識に影響を与えますか?




この質問では、「大きく影響する」(39%)や「ある程度影響する」(44%)と回答した人が多く、「影響する」という意見が全体の約8割を占めました。この結果からも、節電を意識している人にとって、電気料金の変動は無視できない要素だといえるでしょう。

一方で、「どちらともいえない」は10%、「あまり影響しない」と「まったく影響しない」はそれぞれ3%にとどまりました。このなかには、電気料金以外をきっかけとして節電を意識している人のほか、そもそも節電を意識していない人も含まれると考えられます。

Q10. 節電意識と実際の行動にギャップを感じることはありますか?




この質問では、「常に感じる」と回答した人が9%、「しばしば感じる」と回答した人が26%、「時々感じる」と回答した人が35%でした。

全体の約7割の人が、「節電意識と実際の行動にギャップを感じる」と回答しています。多くの人が、節電を意識しながらも、実際の行動になかなかつなげられないと感じているようです。

対して、「あまり感じない」と回答した人は24%、「まったく感じない」と回答した人は6%と、約3割の人は意識と行動が比較的一致していると答えました。このような人々は、節電を日常生活にうまく取り入れ、習慣化しているのかもしれません。

ただ、結果から見ると、多くの人にとって日々の生活に節電行動を取り入れることはなかなか難しいのが現状といえるでしょう。

Q11. 節電に関する新しい技術や製品に興味がありますか?



新しい節電技術や製品に対しては、約6割の人が「非常に興味がある」(15%)または「ある程度興味がある」(46%)と、前向きな姿勢を示しました。ただし、Q2で節電の必要性を感じていると回答した人の割合ほど、新しい技術や製品への興味を持つ人の割合は高くありません。

また、約4割の人が「どちらともいえない」(22%)、「あまり興味がない」(10%)、「まったく興味がない」(6%)と消極的な回答しています。一部の家庭にとっては、新しい節電対策を導入する際にかかる労力やコストに懸念があるのかもしれません。

Q12. 節電意識は季節によって変化しますか?




この質問の回答からは、季節によって節電意識が変わる人が多いことがわかりました。「夏季に特に高まる」(19%)、「冬季に特に高まる」(15%)、「季節によって変動する」(7%)を合わせた4割以上の人が、季節に応じて節電意識が変化すると回答しています。


住んでいる地域によって気候は異なりますが、暑さや寒さが厳しくなり冷暖房機器の使用が増えることなどが、節電意識の高まりにも関係していると考えられます。環境省が推奨室温を目安に過剰な冷暖房を控えるよう呼びかけていることも、節電意識に影響しているかもしれません。

また、電気代が高くなる季節に節電意識が高まる、とした回答も一定数ありました。一般的に、電気使用量が多いほど電気料金は増えるので、電力消費の多いエアコンを稼働させる季節が節電意識の高まる季節に該当している可能性が高いでしょう。

一方で、「季節に関係なく一定」(22%)や、「特に変化しない」(17%)という回答もありました。これらの層には、季節や料金の変動に左右されず安定した節電意識を持っている人のほか、そもそも節電意識が薄い人も含まれると考えられます。

今回の調査結果から、多くの人が節電の必要性を感じており、実際に節電行動を行なっている人の割合も多いことがわかりました。ただし、半数以上の人が節電へのモチベーションが電気料金の削減と回答しているなか、節電効果を実感していない人が一定数いるなどの問題も見受けられます。

電気料金を抑えたいとお考えの場合、電気料金プランの見直しが効果的かもしれません。エネワンでんきでは、各家庭の電気使用量に応じた3つのプランから選べるので、無駄な負担を削減して電気料金を抑えられる可能性があります。電気料金の削減にアプローチする手段として、ぜひ一度ご検討ください。

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