【風俗に「落ちた」は真実か。当事者がそこで見た光】 | BEST TiMESコラム

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風俗に「落ちた」は真実か。当事者がそこで見た光

第1回 風俗女子の現場から

■風俗も接客業。男と女、人と人。という考え方が大事

 私の風俗に対するイメージは、働きながら少しずつ変わっていきました。遊びに来るお客様は、日々の仕事で疲れた心と体を癒しに息抜きとして来られる方。普段の生活を忘れて非日常を楽しみたい方。まるでマッサージに通う様に定期的に遊びに来て下さるお客様。普段、街や電車で見かける様なごく一般的な男性ばかりです。また働く女性も、会社勤めのOLさんや女子大生の様な見た目の女性ばかりでした。待機場の話題もファッションや美容の話。同世代の女性とお喋りの内容も変わりません。

 では、実際の風俗嬢としての仕事はどうでしょうか? これも初めの頃は、時間内にサービスを終える。という事で頭が一杯でしたが、少しずつ慣れてくると、来て下さったお客様を笑顔でお迎えし、お客様が来店された目的を見極めて、お客様に笑顔で帰って頂き、「また会いたい」と言って頂ける様に女性としての自分を磨く。選ばれる風俗嬢としての仕事の仕方が少しずつ分かってきました。それと同時に、仕事をすればするほど、風俗という仕事は、接客業なんだという意識が強くなりました。

 風俗嬢だからエロく特別に過激なサービスをしなければならない。と思っていましたが、結局は、男と女。人と人。という考えが大事なのだと。接客業と言っても、触れ合うのは、「性」と「男性のプライド」というとても繊細な部分に触れさせて頂いている。それ故に「風俗は究極の接客業」と言われているのかも知れません。

次のページ「人から好かれる自分」の追求の日々。プライベートにも変化が。

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あや乃

あやの

日本風俗女子サポート協会(日本FJS協会)代表。風俗嬢歴10年。ヘルス、エステ、ソープなど様々なジャンルを経験。抜群のリピート率で過去在籍した全てのお店でナンバー1を獲得。しかし、風俗嬢になる前は、社会に馴染めず転職を繰り返す。借金、家出の極貧生活を抜け出すために風俗の世界へ。一度は「社会人失格か?」と思われた人生だが、多くのリピーター様に囲まれ、お客様からお客様の紹介を頂ける人気風俗嬢に。現在は、風俗での経験を活かし、お客様から選ばれる写メ日記の書き方や、リピート率を上げる接客術をブログにて執筆。又、学んだ心理学を生かし、「人生を楽しく軽やかに生きる秘訣」や「病まずに稼げる仕事術」も伝える。自身が代表を務める日本風俗女子サポート協会や風俗店にてセミナー講師を務める。将来の夢は、風俗業界に関わった全ての人に幸せを感じてもらう事。


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