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呉智英×加藤博子著『死と向き合う言葉:先賢たちの死生観に学ぶ』が3月10日に発売。

KKベストセラーズ書籍編集部より3月の新刊案内

呉智英×加藤博子著『死と向き合う言葉:先賢たちの死生観に学ぶ』が3月10日に発売。

 

装画:「鳥獣戯画」栂尾山高山寺所蔵 装幀:竹内雄二 KKベストセラーズ/四六判並製/220頁

 

悔いなく死ぬためには、

死をどう考えればよいのか。

 

 

「死とは何か」

あの哲学者や思想家、宗教家や文学者は死をどう考えてきたのか。


今こそ「死に方」と「生き方」を先賢たちの死生観から学ぶ。


当代一の知識人と哲学者が、古今東西の名著を紐解き、死の本質を語り尽くす。

 

「呉智英先生は、語りに語ってくださった。まるで、思いついたことは全て今ここで言っておきたいのだというように。その中には、ここで呉先生が語らなければ、もしかしたら永遠に忘れ去られてしまうかもしれないというようなレアな話もある。だから、読者の中には、死の議論の筋道を見失う方や、これではまるで読書案内本のようだと感じる方もおられるに違いない。でもそれこそが、最終章で私たちの考察が辿り着いたことなのである。生きて死を見つめ続ける力を支えるのも言葉、死んでしまうという有限性の克服となるのも言葉であった。この本は呉先生が、末期の言葉のように、遺言のように、辞世の句のようにして語られた言葉を記したものである。
そしてそれは、先生と私が互いに老いを実感するようになったから、今後の生き方と死に方をじっくり語り合ってみようという企画が立ちあがった頃には、全く予想もできなかった事態へと世界が変容し、否応なく、より鋭利な思考へと向わざるを得ない差し迫った死の議論となったのである。」

(「あとがき――遺される言葉 加藤博子」より抜粋)

 

 

《本書の構成》


まえがき 死、この不条理なもの 呉智英
第一章 「死への問い」を問う
第二章 物語で描かれる死
第三章 死後に継ぐもの
第四章 捨身
第五章 霊魂のつらなり
あとがき――遺される言葉 加藤博子

 

【先賢たちの死生観】
カミュ、サン=テグジュペリ、ミヒャエル・エンデ、ニーチェ、ドストエフスキー、釈迦、孔子、荘子、イエス、平塚らいてう、宮澤賢治、ユヴァル・ノア・ハラリ、柳田國男、ノヴァーリス、小泉八雲、上田秋成、折口信夫、深沢七郎、ハイデガー、三島由紀夫、手塚治虫、水木しげる、宮崎駿、江藤淳、西部邁、ポー、大竹晋、岡崎次郎、本居宣長、荻生徂徠、沖田×華、カズオ・イシグロ、木下恵介、ゲーテ、小林秀雄、シェリー・ケーガン、親鸞、シュタイナー、平敦盛、高山彦九郎、谷川健一、谷崎潤一郎、つげ義春、橋田壽賀子、福沢諭吉、プレスリー、フランクル、法然、正宗白鳥、マルクス、ヤスパース、山折哲雄、ユング、オスカー・ワイルド、ビアズリーetc.先人たちが語り尽くしてきた「死とは何か」

 

 

 

 

 

《著者略歴》

呉智英(くれ・ともふさ/ごちえい)

評論家。1946年生まれ。愛知県出身。早稲田大学法学部卒業。日本マンガ学会発足時から十四年間理事を務めた(そのうち会長を四期)。東京理科大学、愛知県立大学などで非常勤講師を務めた。近著に『吉本隆明という共同幻想』『つぎはぎ仏教入門』『日本衆愚社会』ほか他数。

 

加藤博子(かとう・ひろこ)

哲学者。1958年生まれ。新潟県出身。文学博士(名古屋大学)。専門はドイツ・ロマン派の思想。大学教員を経て、現在は大学で非常勤講師として、美学、文学を教えている。各地のカルチャーセンターで哲学講座も開催中。著作の『五感の哲学—人生を豊かに生き切るために』が東京私立御三家や有名高校・大学の入試問題として多数取り上げられている。

 

 

評論家・呉智英氏と哲学者・加藤博子氏の対話集『死と向き合う言葉——先賢たちの死生観に学ぶ』が、3月10日に配本・発売いたします。人生100年時代と言われ死が遠いことのように思われる今、そこに潜む獏たる不安の正体に向き合い、死の本質を知りたいと願う読者に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

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