成人式と就活、スーツはどこが違う?【はじめてのスーツ選び(1)】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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成人式と就活、スーツはどこが違う?【はじめてのスーツ選び(1)】

【僕たちの就活塾。】男性ファッション誌の視点から、みんなの就活をサポート!

就活が始まると、ほとんどの人が袖を通すことになる「スーツ」。でもルールが細かくあるジャンルなだけに、ビギナーにとっては戸惑うことだらけ。
そこで「僕たちの就活塾。」より、はじめてのスーツ選びの基本のきを、ポイントを絞って紹介していきます!

左が成人式やパーティ用としたら、右は就活やビジネス向きのスーツとなる。

クラシックできちんと感、が就活スーツの基本

 成人式でスーツを着たり購入したという人も多いかもしれないが、就活が始まるとそのスーツをそのまま…というわけにはいかない。写真にあるように、若干華やかな印象を与えるタイプは就活には不向き。簡単に言えば、クラシックできちんとした印象を与えるスーツを選ぶ必要がある。
 では、具体的にはどこに気をつけたらいいのか。

就活用スーツに光沢感は不要!

 最近は業種によっては緩やかになってきているが、まず間違い無いのが「濃紺、ネイビー」のスーツであること。スタイルはふたつボタンで、シルエットは身体にフィットしたやや細身のものを選ぶ(とは言えタイトすぎないよう注意!)。白シャツとネイビーのネクタイを合わせて清潔感を演出すれば完璧だ。また、成人式では光沢感のある生地やチーフのアレンジなどもアリだが、当然、就活には不向き。

スリーピースは避けたほうが無難。

 また気をつけたいのが、スーツのジャンルのひとつでもある「スリーピース」。絶対にNG!ではないが、やはりドレッシィな印象には見えるので、就活では避けたほうが無難だ。ベストがないオーソドックスなスーツの方が無難といえるだろう。

フラップのあり、なしも重要だ。

 最後に最も見落としがちなのが「ポケット」だ。一般的に、就活やビジネス用のスーツには「フラップ」がついているが、パーティ用には省略され、両玉縁があしらわれているものも。フラップなしのジャケットは主に室内での着用を想定したものになるので、こちらもよりドレッシィな印象が強くなる。スーツ選びの際や、今手元にあるスーツで代用しようと考えている人は、判断基準の一つとして見て欲しい。

 

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