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今日から始める「スピードアップ」のための5つの工夫

シリーズ:3年後に結果を出すための 最速成長⑨

AIやロボット、Iotなどのテクノロジーの進化や、それに伴い将来なくなると予想される職業なども騒がれて久しい昨今。あなたは10年後の世の中がどのようになっているか、時代の変化にあわせてどう動いておくべきか、考えてみたことはあるだろうか。そのヒントを、赤羽雄二氏の著書『3年後に結果を出すための最速成長』の内容を再編集しながらシリーズでお届けする。第9回のテーマは「スピード」です。

■「スピード」「即断即決、即実行力」…電光石火で進む、さらに加速する

 

 

 仕事がなくなる時代がくる前に身につけておきたい重要なスキルは「スピード」と「即断即決、即実行力」です。

 これがあれば、たとえ少し間違っていても、やり損じても、いくらでも挽回できるからです。今日から日々、仕事のスピードアップについて工夫していただくと、すぐに手応えを感じられます。 これまであまり意識してこられなかった方は、驚くほどスピードアップが可能です。ご自身もですが、周囲がびっくりするので、さらに励みになります。

 私がコマツからマッキンゼーに転職した際、またマッキンゼー14年の後に共同創業した際の2回、仕事量が激増し、難易度が上がって、仕事の仕方をゼロベースで組み直さなければならない状況でした。

 そのときにわかったのは、仕事の仕方には無限の工夫があり、際限なく加速できる、ということです。工夫すればするほどスピードが上がっていきます。私は、そうやって乗り切ることができました。

 ただし、そのためには、「今より仕事をもっと速くする」という信念と、「工夫の仕方まで工夫する」という熱意と真剣な取り組みが不可欠です。スピードアップの工夫はいくつもあります。特に大事な5点を説明します。

 

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赤羽 雄二

あかば ゆうじ

ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター。東京大学工学部を1978年に卒業後、コマツで超大型ダンプトラックの設計・開発に携わる。1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国LGグループの世界的な躍進を支えた。主な著書に『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(ダイヤモンド社)、『頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方』(KKベストセラーズ)、『入社3年塾』(三笠書房)等がある。


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  • 2017.06.09