相模鉄道の新型車両20000系で行くレア路線のミニトリップ |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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相模鉄道の新型車両20000系で行くレア路線のミニトリップ

新型車両20000系でもう乗れない相鉄厚木線へ

相鉄20000系のお披露目(相鉄社長とマスコットキャラクターそうにゃんが立ち会った)

 相模鉄道(相鉄)の新型車両20000系のお披露目がかしわ台車両センター(神奈川県海老名市)で行われた。相鉄が準備を進めている東京都心乗入れ用の車両で、YOKOHAMA NAVY BLUEの外観が斬新だ。車内も落ち着きのあるグレーを基調としたインテリアで、荷棚やドア付近の仕切り板をガラス製とするなど圧迫感のない空間としているなど好感がもてる。

20000系車内

 車内の見学が一通り終わったところで、車両の外観を撮影するため、試乗会を兼ねて厚木操車場まで移動することになった。ところで、そのルートは、普段旅客営業をしていない相鉄厚木線というレアな貨物線を経由するのだ。短い距離とは言え、これは楽しみな体験だ。

 まずは、かしわ台車両センターの中を移動する。これも普通では体験できない。電車は車庫を出て、車両基地の西側の線路を海老名方面へ向かう。車庫を出る時に、大勢の社員と相鉄のマスコットキャラクターである「そうにゃん」の見送りを受けた。

そうにゃん達に見送られて発車

 電車は車両基地の端まで行き、ここで進行方向を逆にして、転線し、一旦停車。海老名行きの電車が脇を通り過ぎるのを待ち、おもむろに本線に乗り入れてかしわ台駅へ向かう。物珍しい車両を撮影する人たちの待つ2番線に到着。ここで少々休憩となる。トイレに行ったり、ホームから外観を撮影しているうちに時間となったので車内へ。ドアが閉まると、再度、進行方向が変わり、電車はゆっくりと海老名方面へ向かって走り出した。

 
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