2017年のスニーカー、最も「刺激的」だったビジュアルはーー? |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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2017年のスニーカー、最も「刺激的」だったビジュアルはーー?

【SNEAKER OF THE YEAR 2017】年に一度のスニーカー総選挙「スニーカー・オブ・ジ・イヤー 2017」開催!

2002年にスタートし、今年で通算10回目の節目を迎える、年に一度のスニーカー総選挙「スニーカー・オブ・ジ・イヤー 2017」。いよいよ大晦日の正午、SNSからの投票を中心に「ユーザーの声をリアルに反映した」ランキングの結果が発表となるのを前に、様々な角度から「2017年のスニーカーシーン」を振り返ってみたい。

今回は、各ブランドから新作スニーカー発売タイミングに合わせて公開された、いわゆるイメージビジュアルの年間No.1を決定する「スニーカーベストビジュアル賞2017」を発表。
約2週間にわたりWEB上で投票を募り、その結果を得票数順にランキング化。
今年も目で楽しませてくれたスニーカービジュアルたちの頂点に輝いたのはーー?

スニーカー・オブ・ジ・イヤー 2017
「スニーカーベストビジュアル賞 2017」

【選考基準】2017年1月以降にスニーカー発売時に同時展開された「イメージビジュアル」から、SNEAKER JACK DAILY編集部が1ヶ月1点ずつ、計12点をピックアップ。読者によるWEB投票で、その中から一番かっこいいと思うビジュアルを1点選んでもらった(投票は終了いたしました)。

第5位
hummel
MARATHONA OG "Bicolor"
<得票率 7.8% 発売日:2017年8月26日>

写真を拡大 hummelによる最上級プロジェクト「HUMMEL HIVE」から発売されたシーズナルカラーは、ミタスニーカーズ国井栄之氏がディレクション。’80年代の名作〈MARATHONA〉を復刻。

バイカラーというテーマをキャッチーに表現

 美しいシンメトリーなカラーブロッキングと、今季トレンドなややくすんだ色合いとのコンビネーション。昨年末同名義で発売されたスニーカーのカラーブロッキングを踏襲したスピンオフとして発売された本作は、"Bicolor(バイカラー)"の愛称が付けられたとおり、モダンなカラーブロッキングを採用しながらも、ホワイトステッチを採用することで全体の統一感を持たせている。シンプルだが、ダイレクトにメッセージが伝わる秀作。

hummel〈MARATHONA OG "Bicolor"​〉の情報を詳しく見る


第4位
Reebok CLASSIC
INSTAPUMP FURY EPITOME
<得票率 9.7% 発売日:2017年10月>

写真を拡大 インソールやミッドソールにはレオナルド・ダヴィンチが描いた名作UOMO VITRUVIANO(ウィトルウィウス的人体図)から着想したグラフィックを採用するなど芸術点の高い一足。

浮遊感と不思議なクリア感に、目を奪われる

 "人類の進化"という壮大なテーマを掲げ、"THE EVOLUTION OF THE WOMAN(ザ エボリューション オブ ザ ウーマン)"の愛称が付けられた今作。そのプロモーションで発表されたのがこちらのカットで、スペーシィな白の空間に浮かぶトーナルカラーのポンプフューリーがなんとも不思議な雰囲気。光沢感のあるパテントやクリアパーツと相まって、世界観を端的に表現したアーティスティックな一枚に仕上がっている。

Reebok CLASSIC〈INSTAPUMP FURY EPITONE〉の情報を詳しく見る


第3位
NIKELAB×UNDERCOVER
SFB JUNGLE DUNK
<得票率 11.0% 発売日:2017年1月28日>

写真を拡大 「ナイキダンクのアッパーにSFBジャングルブーツのツーリングとアウトソール、エアハラチのヒールケージを組み合わせたウィンターブーツを作りたい」という高橋氏の構想が現実に。

デザイナーの感性が存分にビジュアル化された一枚

 UNDERCOVERデザイナーの高橋 盾氏の構想をもとにしたコラボスニーカーだけに、ビジュアルにも氏独特の美的感覚や予想外なモチーフ、皮肉に満ちたユーモアといった要素が存分に反映されているようなカット。日本のデザインの中心的な役割を担ってきた彼らしい、インパクトのある一枚が堂々トップ3入りを果たした。ネイビー×ブラックのダーク&ポップなアートは、スニーカービジュアルの枠を超える出来栄えと言えるかもしれない。

NIKELAB×UNDERCOVER〈SFG JUNGLE DUNK〉の情報を詳しく見る


第2位
PUMA×KICKSLAB.×81BASTARDS
JPN SUEDE
<得票率 13.5% 発売日:2017年2月11日>

写真を拡大 プーマとキックスラボ、そして1981年生まれのメンバーを中心に結成されたアーティストコレクティブ「81BASTARDS」の三者によるコラボレーション。

スニーカーの「和」トレンドを象徴する一枚

 スニーカー業界では2017年は空前の「和」モチーフブーム。2月に発売されたこちらのトリプルコラボでも、「禅」や「粋」と言った日本の伝統的文化&美的観念をコンセプトに据えたことで、イメージビジュアルにそれが存分に反映されている。しかも、単純に和風にするだけでなく、コラボが持つストリート感をうまくMIXさせ、共存させているところは、しっかりと他と差別化が図れており、そういったことも高評価にも繋がったといえよう。

PUMA×KICKSLAB.×81BASTARDS〈JPN SUEDE〉の情報を詳しく見る


第1位
NIKE SPORTSWEAR
“AIR MAX DAY 2017”
<得票率 29.7% 発売日:2017年3月26日>

写真を拡大 エア マックス 1の誕生30周年を祝福し、エア マックスのレトロ、リミックス、イノベーションの各種を続々と発表。

シンプル・イズ・ベスト、しかしインパクトは抜群!

 圧倒的な支持を集めたのは、今年生誕30周年を迎えたエアマックスのキービジュアル! 初代エアマックス=AIR MAX 1が発売された「3月26日」を記念した「AIR MAX DAY 2017」に照準を合わせ、それぞれのアニバーサリーモデルを高々と掲げたインパクト抜群のビジュアル。各モデルからインスパイアされた背景色のみで構成されたシンプルな構成ながら、一度見たら忘れない視認性の高さとアイコニックなデザインは秀逸のひと言。CGや凝った背景はなくとも、スニーカーそのものの魅力で勝負する、その気概はNIKEならでは。見事、2位以下に大差をつけて年間No.1の座を獲得!

NIKE "AIR MAX DAY 2017"の情報を詳しく見る
NIKE "AIR MAX DAY 2017"の体験記を読む

 

29日(金)に発表された「スニーカー新人王」に続き、NIKEが2冠目を獲得!この勢いで、年間No,1もNIKEのスニーカーが制するのか、それとも…?

さあ、いよいよ明日(12月31日)の午後12時に、記念すべき10代目スニーカー・オブ・ジ・イヤーが決定します!
お楽しみに!

【スニーカー・オブ・ジ・イヤー 2017 今後のスケジュール】
12月28日(木)12時 SJD編集部が選ぶ今年のニュースBEST10発表
12月29日(金)12時 2017年「スニーカー新人王」発表
12月30日(土)12時 スニーカーベストビジュアル賞発表←NOW!
12月31日(日)12時 スニーカー・オブ・ジ・イヤー2017発表
発表は、SNEAKER JACK DAILY公式サイトにて!

 

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