人生において金とセックスは大事な問題なのに、なぜ学校では教えることができないのか(藤森かよこ【馬鹿ブス貧乏】⑯) |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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人生において金とセックスは大事な問題なのに、なぜ学校では教えることができないのか(藤森かよこ【馬鹿ブス貧乏】⑯)

セックスについて [苦闘青春期(37歳まで)] 


「誰も本当のことを言わないから、ブスで馬鹿な私が本当のことを言う!」と元祖リバータリアン(超個人主義的自由主義)アイン・ランド研究の第一人者である作家・藤森かよこ氏がペンで立ち上がった。
 氏のものした『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(KKベストセラーズ)は4刷を超え(以下、「馬鹿ブス貧乏」と表記)、多くの女性を勇気づけた「革命の書」である。アラフォー読者からの要請が殺到。今月21日より、第2弾
『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。が出版される。
 そこで、今回、藤森氏のご厚意に預かり『馬鹿ブス貧乏』の長いまえがきから第1章まで再構成し、「若いほど」役立つと低スペック女子が37歳までにやるべき本当のことを転連載で教えてくれる。まさに「馬鹿ブス貧乏」で生きるしかない女性が最高に幸せになる本当のサバイバル術である!


■ブスで馬鹿で貧乏だと性犯罪にあいやすい 

 ここは若い女性にとっては、特にブスで馬鹿で貧乏な若い女性にとっては実に重要な点なので、このセクションは長くなる。

 人生は金(かね)とセックスの扱いを間違えなければいいとよく言われる。それぐらいに、金とセックスは大事な問題なのだ。

 しかし、それほどに大事なことらしいのに、学校では金とセックスについて教えてくれない。ほんとうにサバイバルに必要なことを、学校で教えないのは不思議なことに思えるが、それも無理はない。

 人間は千差万別だから、サバイバル方法も個別の個人それぞれに違う。ある人には適した方法が、ある人には全く役に立たない。数学の公式や物理の法則とはわけが違う。こういう類の問題は集団主義の学校では対処できない。

 金については、賃金労働の機会を逃さずにいるしかないが、セックスについてはどうか。

 まず若い女性は強姦されやすい。痴漢にも遭遇しやすい。セクハラにもあいやすい。

 若く美しい女性が強姦されやすいのは、魅力的だからだ。ブスで馬鹿で貧乏な女性も強姦されやすいが、理由が違う。男が与(くみ)しやすいと思うからだ。手軽だと思うからだ。男が緊張しなくてすむからだ。

 窓ガラスが割れているビルは、もっと窓ガラスが割られる。汚れたトイレは、もっと汚される。掃除されていない部屋は、もっと散らかされる。それと同じことだ。

 だから、ブスであるほど、ブスに見えないように容貌外見に気をつけることが、ブスの安全保障になる。

 望んでもないのに無理に性交されることは猛烈に不快なことであり、女性の尊厳を傷つける。それが初体験であれば、その傷は深いだろう。

 しかし、強姦男に女性の尊厳がどうのこうのと言っても始まらない。理解もできない。亜人間に人間の言葉は通じない。また、ほかの業界と同じく、法曹界(ほうそうかい)も男性中心だから、女性の状況への想像力はない。法律は、あなたの味方をしてくれない。

 なにしろ性犯罪の時効は、強姦でさえ10年だ。強制わいせつで7年、被害者が怪我をした強姦・強制わいせつ共にやっと15年だ。被害者が死亡している場合は強姦・強制わいせつ共で30年。

 なんと、これらの時効は、犯罪行為が終わった時点から数えてだ。被害者や被害者の代理人が訴えた時点からではない。このような変な法律がまかり通っているのが日本という国だ。

■とりあえず男を見たら性犯罪者と思う

 とりあえず、あなたは用心するしかない。用心し過ぎることはない。ブスだろうが美人だろうが、男を見たら、とりあえずは「性犯罪者」と想定すべきだ。決して油断してはいけない。

 根拠もデータもないが、以下のように想定していて間違いない。50人の男にひとりは人格障害者でありサイコパスだ。ふたりは痴漢だ。3人はカッとなると暴力が押さえられない暴力男だ。4人はアル中だ。5人はストーカーだ。6人には虚言癖がある。7人は病的に怠惰な「ダメンズ」だ。8人は強烈馬鹿母親系マザコンだ(立派母親系マザコンはめったに棲息(せいそく)していない)。

 つまり、まともな男は50人中14人しかいない。悲しむ必要はない50人中14人も「まとも」だ。そのほかの36人と関わらないように用心すればいいだけだ。

 最近は結婚率が低いと指摘される。晩婚非婚が多いと言われる。恋愛ですらしなくなった女性が多いと言われる。女性が用心深くなれば、そうなるのが当然だ。

 結婚や恋愛をバラ色のものとして描くロマンチック・ラブ・イデオロギーや、結婚産業の広告などの欺瞞に騙されなくなったのはいいことだ。つまらない苦労をする必要はない。

 「とりあえず男を見たら性犯罪者と思うこと」とは、若い女性の「教養」だ。中学や高校の生徒手帳の最初のページに、標語として印刷されるべき知恵だ。

 

(第17回につづく馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』より再構成

KEYWORDS:

年末年始「最大」の問題作
低スペック女子(馬鹿ブス貧乏)
「ホンネ」の生き残り術第2弾‼️

藤森かよこ・著
『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』

12月21日より全国書店・アマゾンほかにて発売‼️

 

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藤森 かよこ

ふじもり かよこ

1953年愛知県名古屋市生まれ。南山大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課 程満期退学。福山市立大学名誉教授で元桃山学院大学教授。元祖リバータリアン(超個人主義的自由主義)である、アメリカの国民的作家であり思想家のアイン・ランド研究の第一人者。アイン・ランドの大ベストセラー『水源』、『利己主義という気概』を翻訳刊行した。物事や現象の本質、または人間性の本質を鋭く突き、「孤独な人間がそれでも生きていくこと」への愛にあふれた直言が人気を呼んでいる。  

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