《Q.6》美人のお客さんは得ですか？

　ズバリ得です。イケメンも得です。スタッフの目の色と力の入り具合が違います。自然の摂理なので仕方ありません。
　でも進めていくうちに超絶ワガママだったり期日を守らなかったりすると「美人なのにだらしない客」のレッテルを貼られ、スタッフの動きは鈍くなります。（赤すぐり）

　入居申込書に添付された写真が、美人のときも悪人面のときもありますが、大家としてはお家賃さえ払っていただけるかしか関心がないので、一ミリも心は動かないです。むしろ若い女性だと結婚したりおしゃれな街に引っ越ししたり、なにかと退去も早いんですよね…。入居してくれた皆様のことはすべからく大好きです。（どエンド君）

《Q.7》賃料交渉が可能なのはどんなケース？

　人気のない物件で空室が長くなると、誰も住んでくれなかったらどうしよう…と大家も不安になってくるので、申込があるだけで嬉しくて家賃交渉を受け入れてしまいがちです。ただ、それって誰も買わずに売れ残っているものを値切ることになるので、本当にお得なのかな…と思うんですよね。
　いずれにしても交渉するのはタダなので、これが交渉できたら絶対に住む！と真剣な気持ちでお願いすれば、仲介さんもそれを受け止めて大家さんにぶつかってくれると思います。（どエンド君）

《Q.8》どんなキャリアパスがありますか？

　美容師とかと一緒で、だいたい若くなくなると死期を悟った猫みたいに姿を消すのですが、多店舗展開してるところの店長レベルが、若手を引き連れて独立とかは割と成功しているケースが見られます。（ＤＪあかい）

《Q.9》５年後の賃貸業界はどうなりそうですか？

　賃貸仲介業は間違いなく縮小するとは思います。今はネットで自分の希望条件を入力すれば該当する物件は出てきますし。
　でもそうじゃないんですよね。しっかりヒアリングしていくと、最初に聞いた条件と全く違うものを欲しているのではないか？とか絶対に譲れない「軸」を決めてもらい他を妥協出来るように提案すると、エリア外でも予算外でも当たりが出てきます。
　潜在的な気持ちを引き出すのは、やはりマンパワーでしか出来ない。縮小はするけど、全滅はしないのではないでしょうか。（赤すぐり）

　まだまだローン期間も残っているので、５年後もたいして変わらない感じでお願いします。（どエンド君）

《Q.10》とんでもない「賃貸借契約書」や「特約」ってありましたか？

　残念ながらあなたは借地借家法と消費者契約法に守られているので、強欲なクソ大家がどんなに自分に有利な契約条項を賃貸借契約書に忍ばせたところで、効力をもたないことがほとんどです。
　助かったな小僧！　次に事業用物件で会ったときは本気を出すからな！　その時はよ～～く契約書を読めよ。（どエンド君）