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「健康になる家」4つのポイントと6つのルール

「病気にならない家」6つのルール②

からだの不調の原因は、じつはあなたの「家」にあるかもしれません。たとえば毎年冬になると風邪をひいてしまう。そんな人はからだではなく「家」に問題を抱えているケースも多いのです。家とからだの深い関係を紐解いた新刊、『「病気にならない家」6つのルール』より最低限おさえておきたいポイントを紹介しましょう。

健康な家のために必要な4つのポイントと6つのルール

「病気にならない家」「健康に過ごせる家」とは、どんな家なのでしょうか。そこでポイントとなるのが温度・湿度・空気・音の4つです。

▼温度・湿度・空気・音が4大条件

 先に述べた「室温と血圧」「室温・湿度とウイルス」「室内空気とアレルギー疾患」からもわかるとおり、温度、湿度、空気の変化によって、体の調子も変化します。

 具体的には、室温や湿度が低すぎたり、高すぎたりすれば体調を崩しますし、室内の空気が汚れていれば、大気汚染による公害と同じように、病気になるのは当たり前のことです。

 さらに配慮すべきなのが「音」です。

 車や電車の走る音や、隣や上の階の音など、不快な音が聞こえてきたり、反対にテレビの音や家族の声など聞きたい音が聞こえなかったりすると、それは大きなストレスになります。ストレスは知らず知らずのうちに蓄積して、心身の不調を引き起こすもの。ストレスが少ない生活を送るためには、生活環境の音にも配慮が必要です。

 以上のように、心身に優しい温度・湿度・空気、そして音の適切な大きさが保てることが、病気にならない家に必要な条件と言えます。

 
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上郡 清政

兵庫県丹波市柏原町在住。中学2年生の時、台風により自宅が倒壊。その脆さと移った仮設住宅の寒さから家に興味を持つ。一人でヨーロッパ諸国、東南アジア諸国の家を見て回り、日本の住環境に危機感を覚え、家づくりの業界に参入を決意。病気になりにくい家の方法論を確立しその家づくりに精進する。


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「病気にならない家」6つのルール
  • 上郡清政
  • 2017.10.20