僕には絶対に書けない世界観

ーー作詞はSALU氏が手がけていますが、どんな世界観に仕上がったと感じていますか?

SWAY 例えば彼女とずっと一緒にいると、相手のクセや声が自分の癒しになったり、話さなくても意思が伝わったりするじゃないですか。そういう安心感や優しさみたいなものが、自分にとっての子守歌だっていう楽曲です。その子守唄が聴こえなくなった途端に、彼女の大切さに気づくことも多いと思うんです。そんな彼女に対する感謝の気持ちを、〈あの君のLullaby 今度は俺からのLullaby〉と歌っています。あと、この曲の歌詞で凄く面白いのが、俺と僕という表現が出てくるところ。その使い分けは、プライベートの自分が僕で、仕事をしている時の自分を俺と表現しているんですけど、つまりSALUくんは彼女に甘えている時にしか出せない表情を僕という歌詞で表現したと思うんです。この歌詞の世界観は、僕には絶対に書けないですね。こういった曲が歌えるのも、SWAYプロジェクトならではだと思っています。

ーー同じくカップリング曲の「La Vida Loca」についても解説をお願いします。

SWAY また「MANZANA」に続きちょっとラテンチックな楽曲で、東京のCRAZY LIFEを描いた曲なのでスパニッシュで「La Vida Loca」というタイトルにしました。僕も札幌から上京してきた人間なんですけど、東京で出会った人ってどこか気を張っていて、人に簡単に入られないように心の鍵をかけている人も多いと思うんです。でも、みんな同じように夢を持っている。だから、一緒に酒を酌み交わせば、一瞬で仲良くなれるのが東京の友達なのかなって思うんです。本名は知らないけど、あだ名で呼び合ってずっと一緒に遊んでいる仲間って、実は多かったりしますからね。そんな話を、作詞してもらったStaxx-Tくんと実際に呑みながらして歌詞を書いてもらった曲です。

次のページ 〈自分を演じる〉