【外国人の心に響いた、“城の神様”藤堂高虎の名言】 | BEST T!MESコラム

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外国人の心に響いた、“城の神様”藤堂高虎の名言

第二十八回 SAMURAIファイル 藤堂高虎

名古屋在住、日本大好きラジオDJクリス・グレンが語る、

日本が誇る錚々たる戦国武将たちの魅力。

外国人の目に我が国の英雄たちはどう映っているのか?

城と転職のプロ・高虎いわく「今日が死ぬ日だと思って生きろ!」

 藤堂高虎と言えば! 加藤清正と並ぶ「築城の名手」ですよね。江戸城、二条城、大坂城、津城、伊賀上野城、亀山城などなど、こういう素晴らしい城の数々に携わった藤堂高虎は、城好きな僕からすれば「神様」みたいな存在・・・(それは、ちょっと言い過ぎ!?)

 数年前に、前世が見えるという人が僕をみてくれた時に、「日本・・・うーん四国で城の設計をしていた人みたい。」と言われたことがあって、僕はその時、勝手に「藤堂高虎かも!」と思いました(笑)。

▲伊賀上野城の石垣

 そんな城の名手の藤堂高虎。身長は190cmくらいあったんだとか。

(あっ、僕の身長も188cmだから…やっぱり前世は高虎かもしれない…)

 そして、その体は、槍、弾などで体中は傷だらけだったそう。これは、数々の戦場で戦い、活躍した証でもありますね。

「築城の名手」であっただけではなく、実践の場でも活躍したSAMURAI。カッコいいです。

 農民の家から、足軽、そして大名までのぼりつめていった高虎。数多く、主君を変えていったSAMURAIとしても有名で、彼自身、苦労人でもありました。

 だから、家臣たちには優しかった。そして、家臣に対する思いやりのあった人でした。

 家臣から「ちょっと休みが欲しい」「ここを出て、他の家へ行きたい」と言われたら、普通は怒ると思うけど、高虎は「失敗したら、いつでも戻っておいで」と言い、しかも家臣が戻ってきたら、ちゃんと受け入れて面倒をみてやったというからビックリ。苦労してきたからこそ、人の気持ちがわかる…。懐の大きなところがあったのかもしれませんね。

 藤堂高虎が築城した津城には、とても立派でカッコいい、高虎の銅像があります。そして、高虎が残した「教え」が刻まれた石碑もあります。「寝屋を出るよりその日を死番と心得るべし。かように覚悟極まるゆえに物に動ずることなし。これ本意となすべし」

「日々、今日が死ぬ日だと覚悟をして生きよ」という意味になるのかな? 藤堂家の家訓にもなっている、この言葉。僕は、大好きです! 心に響きます。

 優しさと強さを兼ね備え、才能あふれるSAMURAI藤堂高虎。何百年後に生きる僕ら現代人にも、こうしたメッセージを残し続けてくれている、戦国SAMURAIたちに感謝です!

▲藤堂高虎

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クリス グレン

くりす ぐれん

オーストラリアと日本の両国で、デビューから現在まで、常に第一線で活躍し続けるラジオのプロフェッショナル!

幼少時から日本ファンで、17歳の日本留学以来、甲冑師に弟子入りするなど、熱心に日本文化を学んできた日本通。

趣味は戦国の歴史研究、城めぐり、甲冑武具の収集、古武道……など。


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