【佐藤ママ「学歴はやっぱり大事」。その理由は就職に有利だから、ではなく…】 | BEST TiMESコラム

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佐藤ママ「学歴はやっぱり大事」。その理由は就職に有利だから、ではなく…

Q9 「灘⇒東大理3」の母、佐藤さんにあえて聞きます。“学歴”は重要だと思いますか?

独自の世界観を持って理想を学び、考える人へ聞く1週間集中インタビュー企画。今週登場するのは、3人息子を灘⇒東大理3、さらに今春長女も東大理3に送り込んだ「佐藤ママ」こと佐藤亮子さん。そのオリジナルな子育ての「哲学」に10の問から迫る! 今回は“学歴”について。あえてぶつけてみた「“学歴”って重要ですか?」という質問、それに対する答えは「やっぱり大事」。でもその理由がひと味違った。子どもの心の支えになるという視点、納得しかない!
Q9「灘⇒東大理3」の母、佐藤さんにあえて聞きます。“学歴”は重要だと思いますか?

「自分の行きたい大学に行けたこと」が心の拠り所になる

 

 学歴は大事だと思います。なぜなら子どもたちが自分自身の努力でつかみとった「結果」ですから。とくに大学受験は18年間の集大成が試される場。そこをクリアできれば、その成功が心の拠り所になります。

 中学・高校に関しては、極論を言えばどこの学校に行っても変わらないと思います。中学・高校で学ぶ内容は決まっていますから第一希望の学校に行けなかったからといって嘆くことはないです。中学受験の段階では、早生まれ・遅生まれなど各々の生育歴の差も大きいと思います。受験の合否はもう一切気にすることはないです。進学した学校でがんばればそれでいいのではないでしょうか。

 ただ、繰り返しますが、大学受験の場合は自ら努力した「結果」です。自分が行きたい大学に努力を積み重ね合格できた、という達成感、自己肯定感は大きなものです。それはこれから生きていく上での支えにもなりますよね。

 

 どうせ、社会に出れば失敗は色々するんです。もちろん大学生活の中でも失敗はするし、就職で壁にぶつかったりもする。でも受験をクリアして自分が納得できる学歴があれば、「あのとき、がんばって自分が行けたい大学に行けたよな」という気持ちが支えになる。

「自分が行きたい大学に行けた」ことが重要だと思います。別に東大だからすごいわけではないんです。「あそこで勉強したいな」「あの校風の中で4年間過ごしたいな」と自分が思う大学に行けることが一番いいことなんです。私も4人の子ども全員が結果的に東大理3に進学したわけですが、私が「何が何でも東大理3に」と強制したわけではありません。

 ここまでは子ども側の視点でお話ししましたが、社会は学歴「だけ」で人を判断してほしくないと思いますね。家庭環境の違いもあって学校に行けない人もいますから。

次の質問は「Q10 4人のお子様の大学受験が終了。これからどんな『大人』になってほしいですか? そして今の佐藤さんの心境を教えてください」です。

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佐藤 亮子

さとう りょうこ

専業主婦。大分県で高校まで過ごし、津田塾大学へ進学。卒業後、大分県内の私立高校で英語教師として2年間教壇に立つ。その後、結婚。夫の勤務先である奈良県へ移り、以降は専業主婦。長男、次男、三男、長女の順で3男1女を出産した。長男、次男、三男の3兄弟がそろって、難関私立の灘中・高等学校(神戸市)に進学。体育系のクラブに所属したり、文化祭で活躍したりしながら、3人それぞれが学校生活を満喫しつつ、大学受験では国内最難関の東京大学理科3類(通称「東大理3」)に合格。さらに今春長女も東大理3に合格を果たした。著書に『「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』、『「灘→東大理III」3兄弟の母が教える中学受験勉強法』(ともにKADOKAWA)


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