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あらゆる問題はトッドの“家族システム”という概念で説明できる

『エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層』(著:鹿島茂)5月8日配本

「予言」を的中させるトッド理論、初めての本格解説書!

写真/白鳥真太郎

 ソ連崩壊、リーマン•ショック、アラブの春、英国のEU離脱、トランプ当選など予言を次々と的中させ、世界の話題を集めるフランス人類学者エマニュエル•トッド。

 明治大学で人気の鹿島茂教授の「トッド入門」講義を書籍化! 大胆な彼の発言を支える理論を、フランス文学者鹿島茂教授が、わかりやすく解説します。

「あらゆる問題は彼の家族システムという概念で説明ができる!」と、世界史の有名事件、混迷する世界情勢や社会問題、そして現代人の悩みまで、トッド理論で紐解いていきます。

<トッド理論から、次のような問題の深層が見えてきます>

●トランプ政権誕生は民主主義の理にかなっている

●イギリスのEU離脱を促した隠された理由

●歴史を動かす最大の要素「識字率」と革命

●フランス革命が起きたのはなぜ? 

●イギリスで産業革命が起きたのはなぜ?

●ヒットラーが誕生したのはなぜ?

●織田信長の延暦寺焼討ちの真相

●ヒーロー坂本龍馬誕生の隠された理由

●明治政府が天皇を頂点に置いたのはなぜ?

●フランスでイスラム系テロが頻発する理由

●見せかけのアメリカ平等主義

●2023年、中国が崩壊する日

●学歴はもはや収入に結びつかない!?

●日本会議と忖度社会ニッポン

鹿島 茂(かしま•しげる)
1949年生。仏文学者。明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。『職業別パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMAimages STUDIO」を開設。新刊に『神田神保町書肆街考』(筑摩書房)、『太陽王ルイ14世ヴェルサイユの発明者』(KADOKAWA)がある。
Twitter アカウント:@_kashimashigeru

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  • 鹿島茂
  • 2020.01.05