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旧秩序から新秩序へ:「敗戦」というチャンス

角栄とその時代 その1:敗戦

新憲法の申し子

—-新憲法の申し子ってなんなんですか?
平野氏「角栄は、戦後憲法のあり方を最も理解し、憲法を「最大限」に活用した男だったんです。国家の原理を示す「基本法」としての憲法を、生活の中の「実体法」のように使いこなす。さらに新しい法律を『議員立法』をバンバン作ったのです」

—-議員立法? 
平野氏「角さんは33本も自分で作ったんですよ。これは、いまだに破られていない記録なんです」

●角さんの教訓1●
角さんは、混乱期の生きるべき時代ルールを見(けん)し、それを最大限利用したのである!

 

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平野 貞夫

ひらの さだお

1935年高知県出身。法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了後、衆議院事務局に入局。園田直衆議院副議長秘書、前尾繁三郎衆議院議長秘書、委員部長等を歴任。ロッキード事件後の政治倫理制度や、政治改革の実現をめぐって、当時衆議院議院運営委員長だった小沢一郎氏を補佐し、政策立案や国会運営の面から支える。92年衆議院事務局を退職し、参議院議員に当選。以降、自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と、小沢氏と行動をともにし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称せられる。自社55年体制より、共産党も含めた各党に太いパイプを持ち、政界の表も裏も知り尽くす存在で、宮沢喜一元首相からは「永田町のなまず」と呼ばれる。現在、土佐南学会代表、日本一新の会代表。主な著書に『ロッキード事件 葬られた真実』(講談社)、『平成政治20年史』(幻冬舎新書)、『わが友・小沢一郎』(講談社)、『田中角栄を葬ったのは誰だ』(K&Kプレス)、『野党協力の真相』(詩想社新書)などがある。


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