――この4年半、真木子さんも山あり谷ありを過ごして、ここに到達してきていて。

斉藤 そうですねぇ。ファンの方も待望といいますか……

――そうですよ。

斉藤 みなさん心待ちにしてくださっていたので、私たち的には「お待たせしました!」というのはもちろん、「最高のものができました!」と自信をもってお届けできる作品になったなと感じております。4年半お待たせしてしまったぶん、その価値は十分にあります!

――ただ楽曲を積み重ねただけでなく、歴史も積み重なってきている中で個人的に、この4年半の中で大きかった出来事は?

斉藤 うーん……、ごく最近の話になってしまうんですけど、このCDにも入っている20枚目のシングル『金の愛、銀の愛』で、選抜メンバー入りできたことが一番……4年半というか、活動を始めて8年の中で印象深いです。

――むしろ今まで選抜入りしてなかったのか!? と、誰もが思ったはずです。

斉藤 いやいやいや(笑)。昨年が個人的に大きな一年だったんですよ。(2016年)3月にキャプテンに就任し、でもAKB48選抜総選挙ではランクインを果たせずと、落差が激しかった年でしたから。とにかく不安定な日々が続く中で、初めての選抜に選んでいただいたことは、自分にとって大きな自信に繋がる一つのできごとでした。この8年やってきたことはムダじゃなかったんだな、と思うことができましたね。この選抜を経験してから『革命の丘』でも、リード曲のメンバーにも選んでいただけたりと、自分でも勢いが出てきた……のかな?と(笑)。

――今作は4年半という時間の中でリリースされた楽曲から厳選された曲がコンパイルされてます、この中で自分のお気に入りの一曲を挙げるとすれば何でしょう?

斉藤 そうだなぁ。今作は公演楽曲、カップリング楽曲をファンの方が投票して決めるという、ファンの方と一緒に作り上げたアルバムなんですよ。そういう意味では、DISC3に入っているカップリング曲の第8位になった『僕は知っている』という曲ですね。これはSKE48のドキュメンタリー映画(『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』)の主題歌になった曲でして、リクエストアワーでも選んでいただいたりとファンの方に愛していただいているSKE48を象徴する一曲なんじゃないかなと思って。そういう曲がアルバムに入るのは嬉しいことですね。

――数多くカップリング曲がある中で、この楽曲が入るには、ちゃんとそれなりの理由があると。

斉藤 そうなんです。いい曲がたくさんある中で、8位に食い込んできたということは、本当に多くの方が評価してくださってるんだなと感じてます。

――新曲の中で、真木子さんが「これはいいぞ」と推すものがございましたら。

斉藤 『ゼロベース』です。1期生から4期生、AKB48からSKE48に移籍してきたメンバーで歌っている曲なんです。すごく異色なメンバーでの一曲なので、「どのような形でみなさんの前で披露できるのかな?」と、初披露が気になるほど強い意志を歌っていて。この曲を私たちが、これからどう育てていくかということも楽しみです。

――久々にハードな曲が届きましたよね。

 

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